認可まで最大240日もかかるビットコインETFは、先日のCBOE案取り下げにより、1年ぶりに申請中のものがない状況が訪れた。

ビットコインETFの認可に絶望感が高まる中、米国弁護士は2020年には認可が降りる可能性もあると発言。

ビットコインETF、年内認可には厳しい条件

CBOEは、米国証券取引員会(SEC)に提出していたETFの申請を1月22日に取り下げた。そのため、現在SECによる判断待ちとなっているビットコインETF案は存在しないそうだ。

ビットコインETFに詳しい米国弁護士Jake Chervinskyによると、次に新しいビットコインETF案が申請され、SECがすべての延長措置を講じた場合、最終的な承認可否の判断が下されるまでに240日が必要となると、CoinDeskに答えた

そのため、2019年5月5日までに申請が再提出されなければ年末までに承認可否の判断が下されない可能性ある。

しかし、この期日までにビットコインETFが申請され、流動性を含むビットコイン市場が十分に成熟した場合には2020年までにビットコインETFが認可される可能性があるそうだ。