暗号資産(仮想通貨)市場は底堅く推移しました。2日正午時点でビットコイン(BTC)は7万8458ドルで期間1.31%高、イーサリアム(ETH)は2296ドルで2.19%高、リップル(XRP)は1.25ドルで0.25%高です。
ハッキング被害を受けたバイナンスが1日に出金を再開し、売りは一服しました。週明けの東京時間は米株先物の上げとともに買われ、BTCは30日以来の高値をつけています。
ビットコイン、米中間選挙を前に7万7000ドル台で小動き|バイナンスは出金再開、純流出は36億ドル
ビットコイン、7万8000ドル台後半へ戻す

BTC/USDT 1時間足チャート
ビットコインは1日0時台の7万7392ドルを安値に、日中はじり高となりました。出金が再開された15時台に7万8000ドル台に乗せ、17時台には7万8285ドルまで上げています。
夜から2日朝までは7万7600ドル台を下値に小幅な動きでした。8時から買いが入り、9時すぎに一度押されたものの、10時台には7万8631ドルと30日以来の高値をつけています。
イーサリアム、2300ドル目前まで上げる

ETH/USDT 1時間足チャート
イーサリアムは1日0時台の2245ドルから持ち直し、日中は2270ドル前後で推移しました。
2日の東京時間に買いが強まり、10時台には2299ドルと30日以来の高値をつけています。期間では2.19%高と、3銘柄で最も大きな伸びです。足元も2300ドル手前で推移しています。
リップル、1.25ドル前後でもみ合う

XRP/USDT 1時間足チャート
リップル(XRP)は1日を通じて1.25ドル前後で推移しました。2日9時台には1.24ドルまで下げましたが、10時台に1.26ドルまで戻しています。
期間の上げ幅は0.25%と小さく、BTCやETHに比べて戻りの鈍い動きです。足元は1.25ドル前後で推移しています。
出金再開で売りが落ち着き、週明けは株先物高に沿う
バイナンスは1日15時から段階的に出金を再開し、再開後の純流出は36億ドル余りと開示しました。被害を受けた資産の約95%を自社資金で補塡したとも説明しており、30日に広がった売りは落ち着いています。
2日の東京時間は、ナスダック100先物が8時から約0.5%上げ、BTCも同じ時間に買われました。原油も102ドル台から101ドル近くまで下げています。8時から12時のBTCとナスダック100先物の相関は0.49でした。
3日の米ISMと中間選挙に注目
3日0時に10月の米ISM製造業景況指数が発表され、予想は54.6です。3日には米中間選挙もあり、6日22時30分には10月の米雇用統計が控えています。株高が続けば暗号資産も買われやすく、結果を受けて株が売られれば再び下値を試す展開も考えられます。
BTCは7万8631ドルを上抜けられるか、ETHは2300ドル、XRPは1.26ドルを超えられるかが焦点です。
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