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カルダノのステークプール運営者にLinux重大脆弱性

2026年11月2日 18:37  2026年11月2日 18:37  Arai Yu

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カルダノのガバナンス組織インターセクトは10月30日、ステークプール運営者(SPO)に対し、Linuxカーネルの重大な脆弱性「CVE-2026-98432」への対応として、ブロック生成サーバーとリレーサーバーのカーネルを確認し、修正版の適用と再起動を行うよう呼びかけた。

カルダノでは10月31日時点で約213億ADAが委任されており、流通量の約57%が委任されるカルダノのステークプール運営者に対する対応要請となる。

対象の脆弱性はCVSS 9.8とされた。外部からのIPv4 TCP接続処理に欠陥があり、サーバー停止や、条件によっては認証なしでの操作につながるおそれがある。影響するのはLinuxカーネル4.4以降だ。

同団体はSPO向け案内で、「ステークプールを運営している場合は、ブロック生成サーバーとリレーがどのカーネルを使っているか確認し、利用中のディストリビューションが修正版を公開し次第、修正版カーネルを適用して再起動してほしい」と述べた。あわせて、追加の案内はXとSPO向けチャネルで共有するとしている。

10月30日時点の対応状況では、上流のLinuxカーネルは10月上旬に修正済みだった。Ubuntuは修正作業中、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)は修正版を準備中、AlmaLinuxはテスト用リポジトリで提供している。

影響は主にプール運営側の可用性と報酬に及ぶ。サーバー停止やブロック生成の遅延が起きれば、委任者の報酬が減る可能性がある。一方、この脆弱性によるプールサーバーの侵害だけで、委任者のウォレットにある委任ADAが直接移動する仕組みではない。

インターセクトは、カルダノのプールを狙った悪用事例は報告していない。今回の案内は、各ディストリビューションの修正版公開に合わせてSPOに更新を促す予防対応となる。

参考元:Intersectmbo
画像:shutterstock

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