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メタプラネット、上期最終赤字1827億円|ビットコイン評価損1842億円で営業利益は136.3%増

2026年8月17日 17:56  Arai Yu

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メタプラネットは8月13日、2026年12月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表し、上期の連結最終損益が1827億円の赤字になったと明らかにしました。一方、売上高は49億円、営業利益は33億円となり、ともに前年同期から大きく伸びました。暗号資産(仮想通貨)を大量保有する同社の決算では、事業収益と保有BTCの時価変動で大きく分かれる構図が示されました。

赤字の主因は、保有するビットコインの評価損1842億円です。これは営業外費用として計上されたもので、同社は期中にビットコインを売却しておらず、現金流出を伴わない損失として処理しています。4〜6月期単独でも最終損益は682億円の赤字でした。

本業の収益は拡大しました。上期の売上高は前年同期比133.7%増の49億円、営業利益は同136.3%増の33億円で、ビットコインの評価損は営業利益には反映されていません。最終赤字の大きさとは別に、営業利益ベースでは改善しました。

同社は6月末時点で4万3000BTCを保有しており、上場企業では世界3位の規模です。保有量が大きい分、ビットコイン価格の変動は損益計算書に強く表れやすく、経常利益と純利益の振れ幅も大きくなります。

通期の業績予想では、売上高160億円、営業利益114億円としています。上期時点の進捗率は売上が30.9%、営業利益が29.2%です。経常利益と純利益の通期予想は、ビットコイン価格の変動を見通しにくいとして開示していません。

財務面では、自己資本比率は81.4%となりました。決算説明資料では、BTC NAVカバレッジは4.1倍と示しています。大量のビットコイン保有で最終損益は大きく振れる一方、営業利益や財務指標は別の軸で推移していることが、今回の中間決算で改めて表れました。

画像:Shutterstock