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メタプラネット、株価235円へ急伸|日経大幅高のリスクオンに連動、BTCは6万5000ドル台横ばい

2026年8月10日 13:03  Arai Yu

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メタプラネット(3350)は8月10日、前週末比15円高の235円まで上昇し、プラス6.82%と急伸しました。日経平均が2%を超える大幅高となったリスクオンの地合いを受け、値動きの大きい同社株に買いが波及した形です。ビットコイン(BTC)は6万5000ドル台で横ばいにとどまっており、今回の上げはBTCの変動ではなく株式市場全体の地合いが主導しています。

この株高で、企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.86倍から0.90倍へ上昇し、1倍割れの解消をうかがう水準まで戻してきました。金曜に発表された弱い米雇用統計を背景とする利下げ観測も、リスク資産の追い風として下支えとなっています。

ビットコイン、6万5000ドルを回復|弱い米雇用統計で利下げ観測強まる、今週はCPIが焦点

当日の値動き

8月10日は223円で寄り付いた後、前場にかけて買いが強まり、高値235円まで上昇しました。前引け前の時点で235円と高値圏を保ち、出来高は633万株となっています。前週末8月7日は220円で引けてマイナス1.79%と小反落していましたが、週明けは一転して大きく水準を切り上げました。

8月4日以降、新たな適時開示は出ておらず、今回の急伸は企業固有の材料ではなく、リスクオン地合いと需給によるものとみられます。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、7月31日の245円を高値に8月5日の212円まで調整した後に切り返しに転じ、8月10日は235円まで急伸しました。下降トレンドのなかで戻りを試す動きで、3カ月リターンはマイナス30.6%、1年リターンはマイナス76.4%と中長期は低水準ながら、足元は下げ渋りからの反発の形状です。

上値の目安は8月3日高値の240円、下値は8月7日安値の215円です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、10日の寄り付き223円から一段高となり、235円まで上値を伸ばしました。短期のサポートは本日安値の220円および8月7日安値の215円、上値のレジスタンスは本日高値の235円です。235円を上抜ければ節目の240円が視野に入る一方、220円を割り込むと上げ一服となりやすい水準です。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。最新の買い増しは6月30日の2823枚で、それ以降は保有量を据え置いています。円建てBTC価格が1031万円台で推移するなか、Bitcoin NAV(評価額)は4434億円、未実現損益はマイナス2158億円(マイナス32.7%)と、前回のマイナス2216億円から含み損がやや縮小しました。

EV mNAVは0.90倍と直近の0.86倍から上昇し、1倍割れの解消をうかがう水準です。時価総額3024億円・企業価値3995億円がBitcoin NAV4434億円を下回る構図は続いていますが、株高でその差は縮まりました。もっともmNAVが1倍を回復するまでは新株発行によるBTC買い増しが機能しにくく、6月30日以降、買い増しが止まっている点は変わりません。

今後の株価の焦点

短期は、本日安値の220円が下値サポート、本日高値の235円から節目の240円が上値のレジスタンスとなります。235円を明確に上抜ければ戻りに弾みがつく一方、リスクオン一巡なら220円前後での揉み合いに戻りやすいとみられます。

当面の焦点は、8月13日に予定される決算発表です。あわせて、6万5000ドル台で横ばいのBTCが節目を上抜けるか、8月12日の米CPIを受けた利下げ観測の行方、mNAVの1倍回復と買い増し再開の有無が、株価の方向を左右するとみられます。

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