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メタプラネット、日経反落でも株価227円まで上昇|ビットコイン6万4000ドル回復に連動

2026年7月6日 12:10  Arai Yu

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7月6日、メタプラネット(3350)の株価は前場に高値228円まで上昇し、11時時点では227円前後と前週末比+13円(+6%前後)で推移しています。ビットコイン(BTC)が週末に底堅く推移した後、6日早朝に6万3999ドルまで急伸したことが買い材料となり、日経平均が522円安と反落する中での逆行高となりました。

株価は7月1日の年初来安値192円から3営業日続伸し、リバウンド幅は約18%に達しています。BTCの上昇で保有BTCの含み損が縮小に向かっていることに加え、円建てBTC価格が1000万円台を回復したことも、BTC連動銘柄である同社株の見直し買いを後押ししているとみられます。

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当日の値動き

前週末3日は終値214円(+3.38%)と続伸して引け、週末を挟んだ5日はBTCが6万2400〜6万3500ドルのレンジで底堅く推移しました。6日早朝にBTCが6万4000ドル目前まで水準を切り上げると、株価は223円と大きく窓を開けて寄り付きました。

寄り付き後は買いが先行して高値228円を付け、一時220円まで押したものの下値は堅く、11時時点では227円前後で高値圏を維持しています。前場の出来高は約823万株、PTSも227.5円と日中値に沿った水準です。日経平均が0.75%安と反落する地合いの中での上昇は、BTC価格との連動性の強さを改めて示す動きといえます。

メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では7月1日に年初来安値192円を付けた後、陽線3本で切り返す3営業日続伸となり、底打ちの形が明確になりつつあります。5日移動平均線を上抜けた株価は、6月26日の急落以降上値を抑えてきた230円近辺の25日移動平均線に接近しており、この水準の攻防が中期トレンド転換の試金石となります。

一方、3カ月リターンは−23.6%、1年リターンは−85.3%と長期の下降トレンドはなお続いています。230円台を出来高を伴って回復できれば6月急落で空けた価格帯の埋め戻しが視野に入る一方、跳ね返されれば戻り売り圧力の強さが確認される局面です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、3日後場に221円まで上値を伸ばした後214円で引け、週末のPTSと6日早朝のBTC急伸を織り込む形で223円へのギャップアップスタートとなりました。寄り直後に228円まで買われた後は利益確定売りで220円まで押しましたが、窓埋めには至らず切り返しています。

短期的には寄り付き前後の押し目である220円がサポート、寄り後高値228円がレジスタンスとして意識されます。ギャップアップ後も高値圏で値を保っており、短期の上昇基調は維持されています。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

Metaplanet Analyticsによると、BTC保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。最新の買い増しは2026年6月30日付の2823BTCで、本日時点で新たな買い増し発表はありません。円建てBTC価格が1030万2884円と1000万円台を回復したことで、Bitcoin NAV(評価額)は4430億円に増加し、未実現損益は−2162億円(−32.8%)と前営業日(−2321億円・−35.2%)から含み損が159億円縮小しました。

企業価値ベースのmNAV(EV mNAV)は0.87倍と依然1倍を下回り、時価総額2906億円・企業価値3877億円がBitcoin NAV4430億円を下回る状態が続いています。1株あたりNAV(希薄化前)は345.77円で、株価227円はなお3割超のディスカウント水準です。負債残高750億円と優先株残高236億円を合わせたレバレッジ比率は16.9%にとどまり、BTCイールド(年初来)は+9.61%となっています。

今後の株価の焦点

短期的には本日高値228円と25日移動平均線が位置する230円近辺が上値レジスタンス、寄り付き後の押し目220円が下値サポートとなります。230円台を明確に回復すれば6月急落局面からの本格的な戻り相場が意識される一方、220円を割り込むと窓埋めの214円、さらに200円の心理的節目が下値目処となります。

材料面では、BTCが6万4000ドルの節目を突破できるかが最大の焦点です。先週の米雇用統計の下振れで利上げ観測が後退し、現物ETFへの資金フローも流入に転じており、この流れが続くかが試されます。週後半の米マクロ指標とETFフローの持続性が引き続き変数となります。

また、同社の追加買い増しの有無も注目されます。直近の取得単価1271万2055円は平均単価を下回る水準であり、BTC反発局面で買い増しペースを維持できるか、そして0.87倍にとどまるmNAVの1倍回復が進むかが中期的な焦点となります。

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