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仮想通貨HYPE、24時間で17%上昇|ハイパーリキッドがUSDC利回りを買い戻し原資に転換

2026年5月15日 18:07  Arai Yu

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HYPE/USDT 1時間足チャート

暗号資産(仮想通貨)HYPEが5月15日時点で過去24時間に約17%上昇しました。上昇のきっかけになったのは、分散型取引基盤Hyperliquidが5月14日に発表した新たなトレジャリーマネジメントプロトコル『AQAv2』です。

Hyperliquid上に積み上がる約50億ドル相当のUSDC準備資産から生じる利回りの大部分を、HYPEの買い戻しに回す仕組みが示されました。

USDC利回りをHYPE買い戻しに回す仕組み

AQAv2では、CoinbaseがUSDCの公式トレジャリーデプロイヤーを担い、CircleがCCTPやクロスチェーン機能の技術面を支えます。両社はHYPEのステーキングにも参加し、AQAv2の稼働を後押しします。

これまで取引基盤に滞留するステーブルコインは、流動性の土台である一方、保有者にとっては目立った還元が見えにくい資産でもありました。AQAv2は、その待機資金から生まれる利回りをプロトコル側の収益に取り込み、HYPEの買い戻しへつなげる設計です。Hyperliquidは、USDCリザーブ資産の利回りの「大部分」を共有すると説明しています。

Coinbaseは公式ブログで、USDCをHyperliquidにおける最も深く統合されたステーブルコインに位置付けました。Hyperliquid上のUSDC残高は約50億ドルに達し、前年から2倍に増えたとしています。

市場では、この利回りが継続的な買い需要に変わる点が注目されました。利回り水準を年3.5%、共有割合を80〜90%と置いた市場参加者の試算では、追加の年間原資は1400万〜1600万ドル規模になります。

暗号資産市場では、トークン価値を支える仕組みとして手数料収入が注目されやすい一方、ステーブルコイン残高が生む利回りは見過ごされがちでした。HyperliquidのAQAv2は、その埋もれていた収益源を前面に出し、USDCの拡大とHYPEの買い戻しを結び付けた点で、価格形成の材料になりました。

参考元:CoinDesk