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ガイアックス、円建てステーブルコインJPYC活用のECサービスを開始|決済代行を介さず手数料0%に

2026年5月14日 19:12  Arai Yu

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ガイアックスは4月3日、ステーブルコイン「JPYC」を活用したEC・フリマ構築サービスの提供を始めました。購入者が販売者へ直接送金し、スマートコントラクトで代金を一時ロックして条件達成後に自動送金する仕組みを採用し、決済代行業者を介さない設計です。5月13日には反響の広がりとともに、JPYC側のコメントも公表されました。暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンを使った決済が、実店舗ではなくネット取引の基盤そのものに入り込み始めた形です。

ECやフリマの運営では、販売代金の回収や出品者への振込、複数関係者への分配を決済代行会社が担うのが一般的です。そのたびに数%の決済手数料や振込コストが発生し、入金までに時間もかかります。

今回のサービスは、その中間工程をスマートコントラクトに置き換えます。ガイアックスの案内では、JPYCで支払われた代金は運営会社が預からず、ブロックチェーン上で管理されます。商品購入時に資金をロックし、取引条件が満たされると自動で解除するエスクロー機能を備え、売り手と買い手の間に第三者の資金管理を挟まない構造です。

決済手数料0%と即時反映で精算を簡素化

事業者にとって大きいのは、決済手数料を0%と打ち出している点です。販売代金は即時に反映され、銀行振込を前提にした精算業務も減らせます。

売上の自動分配にも対応します。たとえば販売者80%、プラットフォーム15%、紹介者5%といった比率をあらかじめ設定しておけば、決済完了と同時に各ウォレットへ自動で送金されます。モール型ECやフリマ、共同販売、アフィリエイト連動型の販売では、月末締めや個別振込の事務負担が重くなりやすいだけに、収益配分をその場で終えられる点は運営実務に直結します。

公式デモサイトでは、商品を選んでウォレットを接続し、JPYCで支払う流れを確認できます。支払い後は資金がエスクロー状態となり、条件に応じて販売者側へ移る設計で、購入者保護と販売者への入金処理を同じ仕組みで扱います。

対応チェーンはPolygon、Ethereum、Avalancheです。国内の円建てステーブルコインを使いながら、複数チェーンでEC基盤を組めるため、どのネットワークを使うかでサービス設計の自由度を持たせやすくなります。

参考元:blockchainbiz
画像:shutterstock