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仮想通貨取引所のOKX、トークン化米国株を開始|OpenAI・スペースXのプレIPO先物も準備

2026年5月8日 16:32  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)取引所OKXは5月6日、Ondo Financeと提携し、263銘柄のトークン化米国上場株式の提供を始めました。Apple、NVIDIA、Teslaなどを既存のOKXアカウント内で取引でき、別ウォレットの接続やブリッジは不要です。

あわせて、OpenAI、Anthropic、SpaceXを対象にしたプレIPOの永久先物も上場準備に入りました。暗号資産の取引基盤の上で、米国株と未上場企業の価格エクスポージャーをまとめて扱う動きが一段と鮮明になっています。

既存アカウントで米国株に触れられる仕組み

今回の対象は263銘柄です。OKXはCeDeFiユーザー向けに、トークン化された米国株式を24時間週5日体制で提供します。取引ペアはUSDT建てが想定されており、暗号資産の売買に使っている口座から、そのまま株価への値動きにアクセスできる設計です。

使い勝手の面で目立つのは、導線の短さです。通常、オンチェーン上の資産を扱う場合は、外部ウォレットの準備やネットワーク間の資産移動が障壁になりやすいです。今回はそれを省き、OKXの既存アカウント内で完結させました。暗号資産の利用者にとっては、株式投資の入口を新たに作るというより、取引画面の延長線上に米国株を並べた形に近いです。

対象地域では、米国、EEA、英国、シンガポール、オーストラリア、ブラジル、トルコ、UAEなどが除外されています。公表された除外国一覧に日本は含まれておらず、日本から利用できる可能性があります。ただし、日本ユーザー向けの個別案内や利用条件の明示は確認されていません。

OKXは、米国株式市場の規模が約65兆〜69兆ドルに達する一方、外国人保有比率は18〜20%にとどまると説明しています。取引時間、口座開設、地域制限といった壁が残る市場に対し、トークン化は分割取引やグローバルアクセスを持ち込む手段として位置付けられています。

もっとも、今回の提供で前面に出ているのは、株式そのものの権利ではなく価格へのアクセスです。法的な株主権や配当の扱いを訴求するのではなく、暗号資産の口座から米国株の値動きを扱える点に重心が置かれています。

参考元:CoinDesk