暗号資産取引所Deepcoinは2026年4月1日、予測市場大手Polymarketとの提携を通じて、新サービス「Event Contracts」の提供を始めたと明らかにしました。
分散型サービス上で利用されることが多かった予測市場を、中央集権型取引所(CEX)の取引画面から扱えるようにした点が特徴で、デリバティブ取引に慣れたユーザー層への裾野拡大につながる動きです。
Deepcoinの案内や公式X投稿によると、Event Contractsは発表と同時に取引を開始しました。
対象となるテーマには、暗号資産の価格変動、スポーツイベント、経済トレンドが含まれます。Polymarket側のグローバルな価格情報と流動性を同期しながら、CEX利用者向けに操作画面や取引の仕組みを調整したとしています。
Deepcoin、CEX経由の予測市場導線を提示
予測市場は、ある出来事が起きるかどうかを売買する仕組みです。たとえば価格変動や試合結果、経済指標に関する見通しを、市場価格として取引に反映させます。これまではWeb3ウォレットの接続やオンチェーン取引への理解が必要な場面も多く、一般的なCEX利用者にとっては参加のハードルが残っていました。
今回のEvent Contractsは、その入り口をCEX側に移した格好です。Deepcoinのヘルプセンターでは、Polymarketのグローバル価格と流動性を同期しつつ、インターフェースと取引メカニズムをCEXユーザーの習慣に合わせて最適化したと説明しているとされています。
板取引やデリバティブに慣れた利用者にとっては、新しいウォレット環境へ移ることなく、既存の取引体験に近い形でイベントベース市場へアクセスできることになります。
この設計は、予測市場の中身を変えるというより、利用の導線を変える動きです。
分散型市場で形成される価格や流動性を参照しながら、注文や画面操作はCEXに寄せることで、Web3特有の操作負担を抑える狙いが見て取れます。
予測市場が一部のオンチェーン利用者向けサービスにとどまらず、より広いトレーダー層に接続されるかどうかを占う材料になりそうです。
Deepcoin、Event Contracts開始を4月1日に告知
取引対象が暗号資産のボラティリティにとどまらず、スポーツや経済トレンドまで広がる点も特徴です。暗号資産取引所の画面上で、価格そのものだけでなく、出来事の発生確率を売買する市場が並ぶことになります。
これは、先物やオプションのような値動き中心の取引とは異なり、ニュースやイベントを直接取引対象に近い形で扱えることを意味します。
4月1日付のDeepcoin公式X投稿では、「Truth shouldn’t be guessed. It should be priced.」との文言とともに、Event Contractsの開始を告知しました。Wu Blockchainなど複数の業界アカウントも、DeepcoinがPolymarketと連携し、CEX上でグローバル価格と流動性を同期したイベント契約を始めたと伝えています。
画像:shutterstock
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