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ビットマイン、ETHステーキング基盤「MAVAN」発表|314万ETH超を移管済み

2026年3月26日 10:45  3月26日 10:53  Kanda Shogo

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米Bitmine Immersion Technologies(NYSE American: BMNR)は3月25日、イーサリアムの機関投資家向けステーキングプラットフォーム「MAVAN(Made in America Validator Network)」の立ち上げを発表しました。発表時点で3,142,643 ETHをすでにステーキングしており、保有ETHの運用を中心とした体制から、外部の機関投資家やカストディアン向けに提供するインフラ事業へ軸足を移しつつあることが明確になりました。

同社はこの時点のステーキング残高について、1ETH=2,148ドルで換算して約68億ドル相当と説明しています。Bitmineの会長を務めるトム・リー氏は、「shortly after launch, MAVAN will be the largest Ethereum staking platform in the world」と述べ、ローンチ後まもなく世界最大のイーサリアムステーキングプラットフォームになるとの認識を示しました。

Bitmineは保有ETHを事業基盤に転換し、年間報酬は約3億ドル規模を見込む

今回の発表で注目されるのは、MAVANが新規事業であると同時に、Bitmine自身の巨額なETH保有をそのまま事業基盤に変えている点です。一般に企業の暗号資産(仮想通貨)保有は、値上がり益を狙う財務戦略として受け止められやすいですが、Bitmineは保有資産をネットワーク運営に組み込み、継続収益を生む設備として使う構図を打ち出しました。

同社によると、発表前の1週間だけで101,776 ETHをMAVANに追加でステーキングしました。金額換算では約2億1,900万ドルです。未ステーキングの残りのETHについても、今後数週間のうちにほぼすべて移管する計画だとしています。

7日間利回り2.83%を前提にすると、全量移管後の年間ステーキング報酬は約3億ドルに達する試算です。ETHを保有するだけでは価格変動の影響を受けるにとどまりますが、ステーキングに回すことで、ネットワーク参加の対価として報酬を積み上げる収益モデルに変わります。Bitmineはこの仕組みを、自社の財務運用にとどめず、外部向けサービスとして展開する段階に入った形です。

The Blockも、BitmineがETH関連事業を単なるトレジャリー保有から、ステーキングを中核とするインフラ提供へ切り替えようとしていると報じています。大量保有そのものより、その保有量を使ってどのような収益事業を築くかが、今回の発表の焦点となっています。

画像:Shutterstock
参照:公式