背景:なぜ売却したのか?
先週、元BitMEX共同創業者でMaelstromファンドのCIOであるアーサー・ヘイズ氏は、約2,373ETH(当時約832万ドル相当)を、1ETHあたり約3,507ドルの価格で売却しました。
これは、米国の雇用統計や関税懸念など、マクロ経済リスクを踏まえた慎重な動きと見られています。
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その後、急速な相場上昇で方針転換
しかし、直後にイーサリアム相場は一路上昇。現在では4,000ドル台に達し、12月以来の高値圏となりました。
再び大量買い戻し
ヘイズ氏は、約1週間後の週末に、USDCで1,050万ドル相当を送金し、1ETHあたり4,150ドル以上の水準で再びイーサリアムを大量に買い戻しました。
SNSでのユーモラスなコメント
彼はX(旧Twitter)上で、「全部買い戻さなきゃならなかった、許してくれるか?」「誓う、もう利益確定はしない」といったメッセージを投稿し、市場とコミュニティに強いインパクトを与えました。
市場へのインパクトと意義
価格動向の注目指標に
ヘイズ氏は著名な市場プレーヤーとして、この売却・買戻しが市場心理に大きな影響を与えました。
短期的な感情との戦い
落ち着いたはずの戦略が、相場の急騰により感情的な判断へと変わる様子が浮き彫りになりました。
市場トレンドへの適応力
一度の判断を見直し、素早く市場に適応して再エントリーした点は、熟練トレーダーとしての柔軟性を示します。
まとめ
2025年7月末
2,373ETH、約832万ドル分を3,507ドルで売却しました。
マクロ要因を理由に低迷予測をしました。
2025年8月上旬
ETH価格が4,000ドル超に急騰しました。
8月9日ごろ
約1,050万ドルのUSDCでETHを4,150ドル以上で買い戻しました。
- SNS投稿:「全部買い戻さなきゃ」「もう利益確定しない」とユーモラスに意思表明しました。
今回の動きは、仮想通貨市場の匿名性や透明性の低さにもかかわらず、オンチェーン分析が個人投資家の戦略を可視化できる強みを示しています。
さらに、ベテラントレーダーでも市場の予想外の動きには簡単に振り回されるという、ヒューマンな一面が垣間見えました。
個人的な感想としては、このような「大型プレーヤーの逆張り」が、公衆心理に与える影響は非常に大きく、個人投資家にとっては参考になると同時に、感情的な追随には注意すべきだと感じます。
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