SEC長官であるJay Clayton氏は、イーサリアムが有価証券ではないという考えに賛同したことが米議会下院議員Ted Budd氏への手紙で判明した。

このSEC長官の賛同はETH価格に影響を及ぼすことが懸念されている。

イーサリアムは有価証券ではない

SEC長官であるJay Clayton氏は、イーサリアムが有価証券ではないという考えに賛同したことが米議会下院議員Ted Budd氏への手紙で判明した。

Jay Clayton氏は、「私はデジタル資産の取引が投資契約に該当しなくなることもあると述べたHinman氏の考えに賛同する。」と手紙の中で明らかにしている。

Hinman氏の考えとは、「イーサリアムのような当初有価証券的な側面を持つ通貨も、時間とともにネットワークの分散化が進む事で、資産としての性質は変化しうる可能性がある」というものである。

Clayton氏の今回の発言は、暗号資産(仮想通貨)に対する肯定的な発言であるとして大きな意味を持つ。

これまではビットコインETF申請拒否など、暗号資産(仮想通貨)に対して厳しい姿勢を見せていたSECが初めて好意的な見解を示していることが市場に反響を呼んでいる。

金融証券の権威であるSECの発言は今度、市場に小さくない影響を及ぼしていく可能性が考えられる。