今週一週間は暗号資産(仮想通貨)市場にとって重大なニュースが数多くあった。
XRPのCooinbase上場やイーサリアムのハードフォーク成功は、今後主要暗号資産(仮想通貨)がさらに台頭していくための一歩になることが期待できる。
さらに、みずほ銀行やFacebookなどの大手企業が独自の暗号資産(仮想通貨)開発に着手していることは、トークンの新たな可能性を切り拓くことになるかもしれない。
それでは、今週の重要ニュースをランキング形式で見ていこう。
2月28日に世界最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所CoinbeseにXRPが上場。長らく上場が期待されていたが、ついに実現した。
上場決定発表の後にXRPは一時+10%超えの価格上昇を見せるなど、市場からの反響も大きかった。
しかし、正式発表に先立ってインサイダー取引の疑いがあがるなど、不安を煽る一面も取り立たされている。
大手暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbaseに上場が決定し、+10%ほどの上昇し、盛り上がりを見せる暗号資産(仮想通貨)リップル。しかし、その取引所上場に裏に事前に情報が漏洩し、不正な取引を行うインサイダー取引の疑惑が浮上している。
3月1日未明、イーサリアムは大型アップデート「コンスタンティノープル」の成功を発表した。
本来は1月中旬に行われるはずだったが、システム脆弱性が発見されたことから延期となっていたが、今回は無事に成功した。
アップデート後もイーサリアムブロックチェーンは正常に稼働しており、今後のシステム性向上が期待できる。
暗号資産(仮想通貨)イーサリアムのハードフォーク「コンスタンティノープル」が、3月1日未明無事に成功した。イーサリアムは、悲願である分散型ウェブの構築に向けて着実な進歩を続けている。
みずほグループは3月1日、独自暗号資産(仮想通貨)「Jコイン」の配信を発表した。
日本最大級の銀行が独自通貨を発行することで、国内の注目度は非常に高い。
Jコインは「1コイン=1円」のレートで提供され、主に送金や決済の簡易化を目指して利用されるようだ。
みずほフィナンシャルグループが提供する暗号資産(仮想通貨)「Jコイン」のサービス提供が今日始まった。既にアプリケーションを通じて送金が可能になっている。
みずほフィナンシャルグループが開発する独自デジタルコインのサービスが、3月1日に始まる。日本で、メガバンクが提供するデジタルコインのサービス開始は初めてであり、非常に注目の集まるニュースだ。
3月2日、タイ証券取引委員会(SEC)はビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)の利用を禁止した。
市場流動性、他通貨との互換性の欠如を理由に使用を禁止したと考えられるが、SECは「暗号資産(仮想通貨)市場に大きな影響を及ぼすことはない」と説明している。
しかし、タイはアジアの中でも主要な暗号資産(仮想通貨)国家であるため、今回の決定による取引高や価格の低下が懸念される。
タイの資本市場当局である証券取引委員会(SEC)は先月28日、BCH,ETC,LTCの3通貨について取引、投資を禁止することを発表した。暗号資産(仮想通貨)に積極的なタイにおいて取引が禁止されることは、今後の流動性や価格の低下が懸念される。
世界的金融機関のJPモルガンは、暗号資産(仮想通貨)開発に加えてブロックチェーン研究を推進しているようだ。
ブロックチェーンにおける匿名性を向上すべく「ゼロ知識証明」と呼ばれるプロトコルの研究を開始している。
Zcashなどの匿名通貨と呼ばれる通貨に使用されているゼロ知識証明によって、ブロックチェーンを低コストで暗号化することを目指している。
世界的な大手銀行JPモルガンはブロックチェーン関連事業に本格的に乗り出しているようだ。先日発表された独自暗号資産(仮想通貨)「JPMコイン」の発行に引き続き、自社が提供するイーサリアムブロックチェーンの発展を画策している。
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著者: CoinPartner 編集部 CoinPartner