​タイで暗号資産(仮想通貨)投資詐欺を行った詐欺グループが逮捕された。被害者は140人以上とみられている。

グループは「年利70%の​ビットコインのマイニング事業への投資」を騙り架空の投資プログラムへ勧誘し、計1.4億ドルを詐取した。​​

タイで仮想通貨投資詐欺 ビットコインのマイニング騙る

タイで暗号資産(仮想通貨)をだしにした投資詐欺が発生したと現地メディアが報じた。

詐欺の容疑で逮捕されたグループはビットコインのマイニング事業を騙り、「年利70%以上の利回りを保証」という謳い文句で140人以上から1.4億ドルをだまし取った模様だ。

このような手口の詐欺はHYIPと呼ばれ、同様の手口の詐欺は数ヶ月前にもタイ国内で発生したほか、先日インドでも発生している。

暗号資産(仮想通貨)規制の進むインドで、暗号資産(仮想通貨)投資詐欺のグループが逮捕された。このような詐欺事件の発生によって、さらなる法規制が懸念される。

タイは暗号資産(仮想通貨)トークンの販売による事業資金の収集(ICO)を合法化するなど、東南アジアで最も積極的に暗号資産(仮想通貨)経済を取り入れている国だ。

だが暗号資産(仮想通貨)が詐欺の手段として横行してしまえば、厳しい法規制が懸念される。

もしそのような法規制が行われてしまえば、暗号資産(仮想通貨)経済の普及に大きな影を落とすことになるだろう。