仮想通貨市場は弱気相場継続で今後の下落に警戒

​暗号資産(仮想通貨)市場は先日の大幅上昇から一転して落ち着いた相場となっている。

各通貨高値の切り下げが目立ち、相場全体は弱気の印象がある。

なかなか低迷期から抜け出せない暗号資産(仮想通貨)市場であるが、世界的大企業であるFaceBookの関係者が暗号資産(仮想通貨)に対してポジティブなイメージをもっていることがわかっている。

Facebook製品ストラテジストであるTomer Federman氏はビットコインや暗号資産(仮想通貨)が「無限で」「びっくりするような」機会を創り出していると発言している。

Federman氏に限らず、Facebook関係者は暗号資産(仮想通貨)に対して軒並み高評価をしている。​​

低迷が続くなかでも暗号資産(仮想通貨)に対してポジティブな声が上げっているのは好印象である。 

Facebook製品ストラテジストであるTomer Federman氏はビットコインや暗号資産(仮想通貨)が「無限で」「びっくりするような」機会を創り出していると、好意的な発言をした。

 ここからはテクニカルについて見ていく。

ビットコイン(BTC)

​(出典:TradingView BTCJPY 1時間足)​

 ​2月12日18時現在のビットコインの価格は392,900円となっている。前日同時刻と比べて-0.1%の下落とほぼ変わりは無い。

下落のシナリオとしてはピンクライン(④39.1万円)​を割るかにまずは注目だ。ここを割るようであればフィボナッチ38.1%であり、今までも意識されていた黄緑ライン(③38.4万円)まで下落していくであろう。さらに下落していくようであれば紫ライン(②37.7万円)・オレンジライン(①36.5万円)まで落ちて行くであろう。

上昇のシナリオとしては水色の短期レジスタンスライン(⑤)をブレイクするかにまずは注目だ。ここをブレイクするようであれば青の長期レジスタンスラインを突破する試みの動きがあるであろう。もし青ラインを突破することが出来れば、前回の長期レジスタンスラインの上端である44.1万円付近まで上昇する可能性もある

2月12日18時現在のビットコインの価格は392,900円となっている。前日同時刻と比べて-0.1%の下落とほぼ変わりは無い。

リップル(XRP)

​(出典:TradingView XRP/USD 1時間足)​

 2月12日17時現在のリップルの価格は0.305ドル(33.50円)となっている。前日同時刻と比べて-0.6%の下落となった。

下落のシナリオとしては、0.301ドルの青ライン(②)を下に割れるかに注目である。ここを割れるようであれば次は0.294ドル(32.29円)の紫ライン(①)まで下落する可能性が高い。さらに紫ライン(①)も割るようであれば、直近安値の0.285ドル(31.30円)まで下落する可能性が出てくる。

上昇のシナリオとしては、ピンクのレジスタンスラインをブレイクするかに注目である。ここを突破できれば次は0.318ドル(34.93円)の黄緑ライン(③)まで上昇する可能性が高い。さらに黄緑ライン(③)を超えていくようであれば、0.325ドル(35.70円)の水色ライン(①)まで上昇していく可能性が出てくる。

2月12日17時現在のリップルの価格は0.305ドル(33.50円)となっている。前日同時刻と比べて-0.6%の下落となった。

イーサリアム(ETH)

​(出典:TradingView ETH/USD 1時間足)​

2月12日19時現在のイーサリアムの価格は122ドル(13,400円)となっている。昨日の価格と比べてもほぼ変動はない。

下落のシナリオとしてはオレンジライン(118ドル:12,960円)を割るかに注目である。そこを割れれば赤ラインまで下落するであろう。もし赤ラインさえ割りこめば100ドル(黒ライン:10,984円)まで下落することも考えられる。

上昇のシナリオとしては紫の長期レジスタンスラインをブレイク出来るかに注目である。そこを突破することができれば132ドル(黄緑ライン:14,498円)まで上昇する可能性も出てくる。