ビットコイン(BTC)は反発上昇見せるも再度下落

31日18時現在のビットコイン(BTC)価格は370,000円となっている。前日同時刻比-0.8%の下落となった。

ビットコインは暗号資産(仮想通貨)市場につられるような形で30日21時ころから価格を上げる展開となったが、昨日の速報で伝えたように、フィボナッチラインの38.2%ラインである37.7万円付近で高値は止まった。

31日の昼頃からは価格を落とし始め、現在は37万円付近を推移している。

(出典:TradingView BTCJPY 1時間足

現在のビットコイン相場で今後の見通しを立てるときは、中期的・長期的どちらも下降トレンドということを念頭に置いて分析するのが良い。

下落のシナリオとしては、このまま37万円を割れた場合36.5万円付近の攻防に注目すると良い。

そのまま36.5万円を突き抜けるようであれば、次は35.5万円を見ておくと良いであろう。

上昇のシナリオしては、38万円まで上昇できるかに注目すると良いであろう。

38万円を明確にブレイクすることができれば、弱気相場から脱出できる可能性が高まってくる。

しかし38万円はフィボナッチライン50%の価格なので、下落からの戻しの可能性が高く、そこから反落していく可能性がある。

下落トレンドが続くビットコインであるが、資産運用額で世界第2位を誇る投資会社フィデリティが3月にビットコインの資産管理サービスを始めることが、ブルームバークによって報じられている。

これは機関投資家を呼び込む好材料とも考えられ、ビットコインに多くの資金が流れてくる可能性がある。


ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインパートナーの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。