​イーサリアム(ETH)再びレンジでの推移で弱気相場継続

​24日17時のイーサリアム(ETH)の価格は117.5ドル(12,866円)となっている。昨日同時刻の価格ドル120.1(13,171円)と前日と比較して2.1%の下落となっている。

昨日は価格を上昇させ、120ドル(紫ライン)よりも上での攻防となっていた。

しかし、23日11頃からの下落で紫ラインをローソク足実体で割る展開となっている。

その後も徐々に価格を落としているが、下落は水色ライン(116ドル)​を背に止まっている。

この下落によって再度紫ラインと水色ラインのレンジ相場と推移することとなった。

​ (出典:Trading View)

昨日からの下落によって、再び弱気相場となる可能性が高いと考えている。

下落のシナリオとしては水色ライン(116ドル)​を割ると大きな下落が起こる可能性が高い。

水色ラインを割れば22日安値の112ドル(黒ライン)、20日安値の107ドル(赤ライン)まで下落する可能性が高いと考えている。

上昇のシナリオとしては120ドルである紫ラインをブレイク出来るかが鍵になってくる。

もし紫ラインをブレイクすることが出来れば、黄緑ライン・青ライン(126ドル)と順に目指して上昇する可能性が高くなる。可能性は低いものの、仮に青ラインを抜けることができればオレンジライン(132ドル)まで上昇する展開もありえる。

イーサリアムのオンチェーンでの取引高が2018年12月に1億1500万ETHに達したと、暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーンの調査会社Diarが21日にレポートしている。

これは2016年のイーサリアムのハードフォーク後では、過去最高で歴代で見ても3番目となっているそうだ。

取引高が多くなっているなかで、徐々に価格を落としているのはあまり良くない状態である。

今後は出来高を伴う突然の大きな値動きに注意したい。