メタプラネット(3350)は9月11日午前10時45分時点で247円と、前日終値259円から12円安の‑4.63%となり反落しています。寄り付きは244円で、前日終値を15円下回るギャップダウンでした。安値は9時3分の243円です。
売られた理由は利上げ観測の強まりです。前日21時30分に発表された米国の8月分PPIが市場予想を上振れ、FOMCでの利上げ確率は60%から68%へ上昇しました。PPIは生産者段階の物価で、消費者物価の先行指標にあたります。本日夜のCPIと来週のFOMCへの警戒が前倒しで出た形です。
金利が上がると利息を生まないBTCは相対的に不利になり、保有する4万3000BTCがそのまま企業価値の中身である同社は、その影響を直接受けます。
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当日の値動き

寄り付きは244円で、前日終値を15円下回るギャップダウンでした。直後の9時3分に243円の安値をつけ、10時2分に249円まで戻したあとは247円前後で推移しています。値幅は6円にとどまりました。
出来高は637万4900株、売買代金は15.65億円です。夜間PTSは10日17時14分に255.4円をつけたあと、本日9時に243.1円まで売られており、寄り前の時間外で下げが織り込まれていました。8月28日の終値346円からは28.6%安の水準です。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
75日移動平均246.1円に到達しました。乖離は+0.35%で、ほぼ接触している状態です。9月2日からの下落局面で最後に残っていた支えがここで、割り込むと次の節目は年初来安値圏まで下がります。5日移動平均254.4円、25日移動平均268.7円はいずれも上にあり、200日移動平均は327.9円です。PBRは0.93倍まで低下しました。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
寄り付き直後の243円が安値、10時2分の249円が高値です。前日終値259円には遠く、戻りは限定的です。夜間PTSは10日17時14分に255.4円をつけたあと、本日9時に243.1円まで売られました。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
円建てのBTC価格は1187万8204円で、前日から1.02%下がりました。Bitcoin NAV(評価額)は5108億円へ65億円減り、未実現損益は‑1485億円(‑22.5%)まで悪化しています。ドル円が154円33銭と前日より円安に振れたため、円建ての下落はドル建ての1.41%より小さく収まりました。
1株あたりNAV(希薄化前)は379.65円と380円を割り込みました。株価247円はこれを133円下回り、倍率は0.65倍です。EV mNAVは0.83倍で、前日の0.85倍から再び低下しました。役職員向け第10回新株予約権の増加分2億7346万株は未解消のまま残っており、株主が取り消しを求めている状態が続いています。
今後の株価の焦点
下値は75日移動平均の246.1円で、ここを維持できるかが目先の分かれ目です。上値は本日高値の249円、その先は5日移動平均の254.4円です。
本日21時30分に米国の8月分CPIが発表されます。PPIが上振れた直後なので、CPIも同じ方向なら利上げ確率は68%から一段と上がります。実際に利上げが決まるかは15日から16日のFOMCで判明し、BTCの方向を左右します。17日から18日には日銀の金融政策決定会合もあり、円相場を通じて円建てのNAVに効いてきます。
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