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ビットコイン、イーサリアム・リップル小幅安|仮想通貨はイランの報復も限定的で下げ止まり

2026年9月3日 15:17  Arai Yu

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暗号資産(仮想通貨)市場は9月2日から3日午後にかけて下げ止まりました。イランが4か国の米軍関連拠点へ報復し、1か月以上ぶりに激しい応酬となりましたが、3銘柄はいずれも安値から戻しています。ビットコイン(BTC)は7万7000ドル台を回復しました。

ビットコイン、7万7000ドル台で下げ止まり|明日の米雇用統計に警戒

ビットコイン、7万6000ドル台から戻す

ETH/USDT 1時間足チャート

ビットコインは7万8168ドルで始まり、そこが期間の高値です。2日は終日売りに押され、午後7時50分には7万6264ドルまで下げています。前日に付けた7万6420ドルを下回りましたが、この水準の滞在は短く、すぐに買い戻されました。現在値は7万7708ドルで、期間では0.6%安でした。安値からは1.9%戻し、7万7000ドル台を回復しています。

イランの報復が伝わったのは2日の午前ですが、その後に下げが加速する展開にはなりませんでした。3日の午前も7万7000ドル台を保っており、底堅さが出ています。

イーサリアム、3銘柄で最も弱い

ETH/USDT 1時間足チャート

イーサリアムは2449ドルで始まり、2日午前0時50分の2454ドルが高値です。BTCと同じく午後7時50分に2356ドルの安値を付けました。現在値は2403ドルで、期間では1.9%安です。下落率は3銘柄で最も大きくなりました。安値からの戻りも2.0%にとどまり、2400ドル台での重い動きが続いています。2500ドルの節目は遠く、8月の高値2566ドルからは6%以上低い水準です。

リップル、安値から4%戻す

XRP/USDT 1時間足チャート

リップル(XRP)は1.3785ドルで始まり、2日午後7時50分に1.3098ドルまで売られました。安値の時刻は他の2銘柄と同じです。ただその後の戻りが最も強く、現在値は1.3668ドルです。安値からは4.4%上昇し、期間では0.9%安にとどまりました。BTCやETHの2%前後を大きく上回る戻りです。売られすぎた分の巻き戻しが入ったとみられます。値幅は5.5%と3銘柄で最大でした。

下げ止まりの背景|被害が限定的だった報復

イランは2日朝、ヨルダン、バーレーン、クウェート、イラクの米軍関連拠点へ弾道ミサイルとドローンで反撃しました。前日未明の米軍による空爆への報復です。

ヨルダン軍は13発のうち10発を迎撃し、残りは人けのない場所に落ちました。バーレーンは住民に屋内退避を指示しました。1か月以上ぶりに激しい応酬となりましたが、駐留国側に死傷者の報告はありません。被害が限られたことで、拡大は避けられるとの見方が広がりました。米国株も2日は3日ぶりに反発し、ダウは0.6%高で引けています。

今後の展望|4日の米雇用統計

警戒が残るのはエネルギーです。ホルムズ海峡を通る船舶は前週の23隻から2日には5隻程度まで減り、ブレント原油は95ドル台まで上昇しました。供給が細れば物価を押し上げ、利上げ観測を通じて重石になります。金融政策では4日の米雇用統計が焦点です。強い内容なら引き締め警戒が強まります。

注目ラインはBTCが7万8000ドル、ETHが2450ドル、XRPが1.38ドルの回復です。