メタプラネット(3350)は8月31日、前週末比28円安の318円まで下落し、マイナス8.09%と2営業日ぶりに反落しました。ビットコイン(BTC)の下げが2.2%にとどまるなか、株価はその3倍を超える下落です。前週末の346円に対し319円で寄り付き、安値309円まで下押ししました。
売り材料は東京市場が始まる前に出そろいました。31日午前8時15分から8時45分にかけて、米軍によるイラン空爆の報道を受けてBTCが7万7000ドルまで急落し、株式市場はその結果を寄り付きで一気に織り込む形になりました。
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本日の値動き

メタプラネットは319円で寄り付いた後、324円まで戻す場面はあったものの続かず、安値309円まで下落しました。11時台は318円で推移し、前場の出来高は2328万株です。
前週末28日は359円まで買われて346円で引け、出来高も8347万株に膨らんでいました。週明けは一転して売りが優勢となり、日経平均も1.5%安と地合いは重くなっています。
メタプラネット(3350)テクニカル分析

メタプラネット(3350)日足チャート
日足では、8月28日の高値359円を頭に、31日は309円まで押し戻されました。28日の安値318円を下回り、8月下旬から続いた上昇の勢いは一服しています。
もっとも月単位では堅調です。7月末の245円に対し、8月最終売買日となる31日は318円で推移しており、月間では約30%高となります。同じ8月にBTCが約24%上昇したのに対し、株価の上昇率はこれを上回りました。3カ月リターンはプラス19.1%、1年リターンはマイナス63.8%です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート
1時間足では、31日は寄り付き319円から324円まで戻したあと、309円まで下押ししました。短期のサポートは本日安値の309円と300円の節目、上値のレジスタンスは本日高値の324円です。309円を割り込むと8月27日安値の296円が視野に入ります。
メタプラネットのビットコイン損益とmNAV
保有量は4万3000BTC、平均取得単価は1533万1546円、取得総額は6593億円です。6月30日以降、買い増しは行われていません。円建てBTC価格が1242万円へ下げたことで、Bitcoin NAV(評価額)は5343億円、未実現損益はマイナス1249億円(マイナス19.0%)と、前週末のマイナス1132億円から拡大しました。
EV mNAVは0.94倍で、前週末につけた0.98倍から後退しています。企業価値5047億円とBitcoin NAV5343億円の差は296億円と、前週末の121億円から再び開きました。1株あたりNAV(希薄化前)417.01円に対して株価は318円です。
今後の株価の焦点
短期は、本日安値の309円と300円の節目が下値サポート、本日高値の324円が上値のレジスタンスとなります。309円を維持できれば上昇後の押し目にとどまる一方、割り込むと8月27日安値の296円が意識されます。
9月に入っても、BTCの値動きが株価を数倍に増幅する関係は変わらないとみられます。ホルムズ海峡を巡る地政学リスクが収まるかどうかに加え、mNAVが1倍に戻して6月末から止まっている買い増しの再開につながるかが、中期の焦点となります。
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