SBIホールディングスは6月25日、暗号資産(仮想通貨)交換業を手がけるビットバンクの株式取得に関する基本合意書と株式譲渡契約を締結したと発表しました。
取得が完了すれば、ビットバンクはSBIグループの完全子会社となります。株式取得の完了時期は2026年10月を予定しています。TDnetの適時開示で正式に公表されました。
今回締結されたのは、ビットバンク株式会社の株式取得に向けた基本合意書と株式譲渡契約です。SBIホールディングスは、株式取得によって同社を完全子会社化すると明記しました。
5月時点では出資に向けた検討段階の情報が伝わっていましたが、今回は適時開示に基づく正式契約の締結に進んだ形です。買収の検討が実行段階に移りました。
開示資料では、取得価額や取得株式数の詳細、完了後の事業運営の具体策までは示していません。現時点で確認できる確定情報は、契約締結の事実と、10月に完了を予定している日程です。
SBIグループで暗号資産交換業の集約が進む
SBIグループは、金融サービス全般を広く展開するなかで、暗号資産分野でも事業基盤を広げてきました。交換業ではすでにBITPointをグループ内に抱えており、今回のビットバンク完全子会社化は、その流れをさらに進める動きとして位置付けられるとみられます。
暗号資産交換所の買収は、口座基盤や売買システム、取扱銘柄、流動性の確保といった機能を一括で取り込める点に特徴があります。新規参入を一から進めるのに比べ、既存事業者を傘下に収めるほうが事業拡大のスピードを上げやすいためです。
SBIグループは近年、証券、銀行、保険に加え、デジタルアセット領域でも事業の接続を強めてきました。今回の契約締結は、その中でも国内暗号資産交換業の体制強化を示す開示として位置付けられるとみられます。
参考元:SBI Holdings
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