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メタプラネット、日経7万円台でも株価254円へ下落|BTC横ばいのなか急騰後の利益確定続く

2026年6月17日 14:13  Arai Yu

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6月17日のメタプラネット(3350)は後場に入っても軟調で、午後1時過ぎ時点で前日比6円安の254円と続落しました。日銀は利上げに踏み切りつつもハト派的な姿勢を示し、これを好感した日経平均株価は一時7万円台に乗せました。

午後も606円高の7万0010円と堅調に推移するなか、メタプラ株は逆行安となりました。ビットコイン(BTC)も約6万5800ドルとほぼ横ばいで底堅く、地合い・BTCがともに支援的ななかでの下落です。6月15日に+12.07%と急騰した反動で戻り売り・利益確定が続いており、この日は安値246円まで下押しする場面がありました。

BTC、6万5000ドル台へ下落|FOMC結果前にリスク回避、建玉を圧縮し様子見強まる

当日の値動き

前日6月16日は265円で寄り付き、高値270円・安値257円をつけたあと、終値は前日比変わらずの260円でした。出来高は2459万株です。続く6月17日は256円で寄り付いたものの上値は重く、安値246円まで下落したのち254円付近まで戻して推移しています。

前場と後場序盤を合わせた売買高は約993万株とやや細り、私設取引(PTS)でも253円台で取引されました。日経平均が日銀の金融政策を好感して上昇するなか、メタプラ株だけが売られる展開となりました。

テクニカル分析(日足)

メタプラネット(3350)日足チャート

日足では、6月11日の安値220円からの急反発で6月15日に260円、6月16日には高値270円まで水準を切り上げました。6月17日はその反動で安値246円まで下押ししており、戻り高値圏での利益確定が出ています。

上値の目安は、6月15・16日の終値が並ぶ260円と、その上の6月16日高値270円です。下値は本日安値の246円で、それを割り込むと6月11日の52週安値220円が次に意識されます。もっとも、220円からの上昇基調そのものは維持しており、急騰後の日柄調整の範囲内です。

メタプラネット(3350)1時間足チャート

1時間足では、6月16日高値270円をピークに上値を切り下げ、6月17日は寄り付き256円から安値246円まで下落したのち、254円付近まで戻して下げ渋っています。短期的には246円が直近の下支えとして、上値では寄り付きの256円から260円が戻りの抵抗として意識されます。

FOMCの結果を日本時間18日未明に控えて様子見ムードが強く、246円を維持して切り返すか、下放れるかが目先の焦点です。

メタプラネットのビットコイン損益とmNAV

メタプラネットのBTC保有量は4万177BTC、平均取得単価は1551万5602円、取得総額は6234億円です。BTC価格は本記事執筆時点で約6万5800ドルとほぼ横ばいで推移しています。Bitcoin NAV(純資産価値)は4239億円で、未実現損益は-1995億円(-32.0%)です。

EV mNAVは0.91倍と1倍割れが続き、時価総額は3251億円、企業価値(EV)は3866億円です。1株あたりNAVは331.16円で、株価254円はこれを大きく下回る水準にあり、保有BTC価値に対する割安感はむしろ強まっています。なお負債残高は476億円、優先株残高は236億円です。

今後の株価の焦点

短期的には、日本時間6月18日未明に判明するFOMCの結果が最大の焦点です。金利見通し次第で、BTCと株価のボラティリティが高まる可能性があります。テクニカルには、本日安値の246円を維持できるか、戻り局面で260円・270円を回復できるかが目先の節目です。

6月19日には米イラン和平合意の署名式も控えます。地合いとBTCが底堅いなかでの逆行安だけに、利益確定の一巡後、mNAV1倍割れの割安感が改めて買いを呼ぶかが当面の焦点です。

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