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ポリマーケット、W杯優勝予測市場で取引量17億ドル超|フランスとスペインが首位争い

2026年6月9日 19:23  Arai Yu

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予測市場大手Polymarketで、2026年FIFAワールドカップの優勝国を巡る市場の取引量が17億ドルを超えました。開幕を6月11日に控えるなか、市場価格ではフランスが16.2%、スペインが16.0%とほぼ並び、優勝候補の筆頭に位置しています。

暗号資産(仮想通貨)を使った予測市場が、大型スポーツイベントの直前センチメントを映す指標として存在感を強めています。

開幕直前の市場価格が示す優勝候補

Polymarketの『ワールドカップ優勝者』市場では、総取引量が17億3916万625ドルに達しました。市場は2025年7月2日に開始されており、開幕前の段階で巨額の売買が積み上がった格好です。

足元の価格では、フランスが16.2%、スペインが16.0%で首位を争っています。これにイングランドが10.9%、ポルトガルが9.8%、アルゼンチンが8.6%、ブラジルが8.4%で続きました。

この価格は、参加者が売買を通じて織り込んだ市場推定確率として機能します。支持が集まれば価格は上がり、見通しが後退すれば下がるため、世論調査よりも資金の出入りが直接反映されやすい点に特徴があります。

首位の2チームが16%前後で並ぶ一方、3位以下は10%前後に分散しています。優勝候補が1強ではなく、複数の有力国に評価が割れていることが、価格の並びから読み取れます。

市場の判定はFIFAの公式情報に基づいて行われます。対象チームがノックアウトステージで敗退した場合、その時点で『No』として解決される仕組みです。結果が出るまで資金を固定するだけの単純な賭けではなく、試合経過に応じて価格が動く取引市場として設計されています。

こうした予測市場は、暗号資産を使って世界中の参加者が同じ板で売買できる点に強みがあります。スポーツイベントでは、試合前の人気や期待感だけでなく、資金を伴った見立てがリアルタイムで数値化されるため、ブックメーカーのオッズとは異なるかたちで市場心理を可視化します。

画像:shutterstock

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