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CME、5月29日から仮想通貨先物を24時間化|週末のCMEギャップ縮小へ

2026年5月28日 18:52  6月24日 15:43  Arai Yu

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CME 公式

CMEグループは5月29日から、暗号資産(仮想通貨)先物・オプションの24時間365日取引を始めます。対象商品はCME Globex上で連続取引され、週末も売買できる体制に切り替わります。

週末に取引できなかったことで生じていた価格の空白、いわゆる「CMEギャップ」が縮小に向かう可能性が出てきました。機関投資家にとっては、相場が動いてもヘッジできない時間帯が短くなる変更です。

週末取引で変わる価格形成とヘッジ

今回の変更で、暗号資産関連の先物・オプションは土日を含めてほぼ常時取引できるようになります。CMEグループは最低2時間の週末メンテナンス時間を設けるとしており、完全な無停止ではないものの、これまでのように週末に市場が閉じる構造は大きく改まります。

暗号資産の現物市場はもともと24時間動いています。一方、CMEの先物市場には週末の休場があり、その間に現物価格が大きく動くと、月曜の取引再開時に価格が飛ぶ場面がありました。これが「CMEギャップ」と呼ばれてきた現象です。現物は動いているのに、規制下の先物で手当てできない時間があるというねじれが、機関投資家の運用上の制約になっていました。

24時間化でまず変わるのは、この空白時間の扱いです。週末にも先物でポジション調整やヘッジができるため、月曜寄り付きでまとめて価格差を吸収する必要性は薄れます。暗号資産市場にとっては、現物とデリバティブの時間軸が近づくことで、価格形成の断絶が和らぐ方向に動くことになります。

もっとも、制度上は週末取引がそのまま通常営業日と同じ処理になるわけではありません。金曜夜から日曜夜までの取引は翌営業日付として扱われ、清算、決済、規制報告も翌営業日に回されます。売買は週末にできても、事務処理は月曜に集約される設計です。

参考元:cme公式
画像:shutterstock