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バイナンス、スペースXのプレIPO先物を開始|IPO前評価額に個人がアクセス可能に

2026年5月22日 15:05  6月24日 15:43  Arai Yu

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バイナンスは5月21日、スペースXを対象にしたプレIPO先物『SPCXUSDT Pre-IPO Perpetual』の提供を始めました。バイナンスでプレIPO型先物が上場するのは初めてです。未上場企業のIPO前バリュエーションに、暗号資産(仮想通貨)取引所を通じて個人投資家が触れやすくなる商品として位置付けられます。

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IPO当日に永久先物へ切り替わる仕組み

今回始まったSPCXUSDTは、スペースXのIPO前評価額に連動する形で設計された先物商品です。取引はUSDT建てで行われ、IPO当日には標準的な永久先物へ移行するとみられます。

価格の基準には、第三者データベンダーが算出する安定価格指数が使われるとみられます。未上場株そのものを売買するのではなく、IPO前の企業価値を先物として取引できる形にした点が特徴です。

これまで未上場の大型企業に投資できる機会は、機関投資家や一部の私募市場参加者に偏りやすかったです。今回の仕組みは、株式の現物取得ではないものの、上場前の評価に対して個人が取引所経由でポジションを持てる入口を広げた格好です。

スペースXがS-1提出でIPO準備を確認、BTC保有も初開示

商品開始の前日となる5月20日、スペースXは米証券取引委員会(SEC)にS-1書類を提出し、IPO準備を公式に確認しました。バイナンスの新商品は、この手続きが表面化した直後に投入されたことになります。

同書類では、スペースXが2026年3月31日時点で18712BTCを保有していることも明らかになりました。取得総額は約6億6100万ドル、平均取得単価は約35,300ドルです。

宇宙開発企業として知られるスペースXが多額のビットコインを保有していた事実は、同社の財務内容をみるうえで新たな材料になりました。一方、今回のニュースの中心は、S-1提出でIPO準備が正式に確認されたタイミングに合わせ、バイナンスがプレIPO先物という形で取引機会を用意した点にあります。

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参考元:binance公式
画像:shutterstock