4月26日〜27日の暗号資産(仮想通貨)市場は、ホワイトハウス記者会主催夕食会での銃撃事件を経て、ビットコインが上昇基調を強める展開となりました。
事件直後に約1000ドル上昇した後も買いの勢いが続き、27日午前には7万9000ドル台に乗せています。ETHも27日に2390ドル台まで上昇し、XRPは1.44ドル台で推移しています。
ビットコイン、7万9000ドル水準を上抜け

ビットコインは4月26日、7万7600ドル付近から銃撃事件の報道を受けて7万8200ドル付近まで上昇しました。その後も買いが途切れず、27日にかけて一時7万9600ドル付近まで上値を伸ばし、27日午前11時時点では7万9050ドル付近で推移しています。
これまでレジスタンスとして意識されていた7万9000ドル水準を上抜ける動きとなっており、サポートとして固められるかが次の焦点です。
4月全体では約13.6%上昇し、過去1年で最も強い月間パフォーマンスとなるペースです。
イーサリアム、2390ドル台まで上昇

イーサリアムは26日前半に2320ドル付近で推移していましたが、BTCの上昇に連れる形で27日にかけて買いが強まり、2390ドル台まで上値を伸ばしました。
これまでレジスタンスとして意識されていた2340ドルを上抜けており、27日午前時点では2393ドル付近で推移しています。
リップル、1.45ドルのレジスタンスに迫る

XRPは26日に1.43ドル付近で推移した後、27日にかけて1.44ドル台に上昇しました。27日午前時点では1.44ドル付近で推移しており、1.45ドルのレジスタンスに迫る展開です。CLARITY法案への期待が引き続き下支え要因として見られています。
ホワイトハウス銃撃事件と市場の反応
4月25日夜(米東部時間)、ワシントン・ヒルトンホテルで開催中のホワイトハウス記者会主催夕食会で銃撃事件が発生しました。
容疑者はセキュリティチェックポイントを突破して発砲し、トランプ大統領やバンス副大統領らが即座に避難。容疑者はその場で拘束され、出席者にけが人はありませんでした。
BTCは事件直後に約1000ドル上昇し、その後も買いが続いて27日には7万9000ドル台に到達しました。事件が孤立的なものと判断されたことで、むしろ買い安心感につながった面も見られます。
このほか、USDT供給量が直近2週間で約50億ドル増加し1500億ドル近くに達したことも、流動性面での支えとして意識されています。
FOMC控え、BTCは8万ドル試す展開に注視
最大の焦点は4月28〜29日のFOMC会合です。据え置きがほぼ確実と見られていますが、パウエル議長の任期満了と後任ウォーシュ氏の承認動向にも関心が集まっています。
BTCは7万9000ドル台を維持できれば、8万ドルの節目を試す展開も視野に入ります。ETHは2340ドルの突破に成功しており、次の目標は2450ドル付近です。XRPは1.45ドルの突破が目前に迫っており、上抜ければ1.50ドルが意識される水準となります。
米・イラン情勢と原油価格の動向も引き続き注視が必要です。
