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分散型取引所「ハイパーリキッド」、2026年Q1収益1.92億ドルでDeFi首位

2026年4月9日 15:03  4月9日 15:04  Arai Yu

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分散型取引所Hyperliquidが2026年第1四半期に1億9200万ドルの収益を計上し、DeFiプロトコルの収益ランキングで首位となりました。2位はpump.funの1億2000万ドルで、Hyperliquidは7000万ドル超の差をつけました。

中央集権型取引所が優位とされてきたデリバティブ取引の領域で、DEXが大きな収益を生み出す構図が一段と鮮明になっています。

pump.funに1.6倍差のQ1収益首位

四半期収益の順位は、CryptoDifferがまとめた「Top DeFi Protocols by Revenue Generated in Q1 2026」で示されたものです。Hyperliquidは1億9200万ドルで首位、pump.funが1億2000万ドルで2位、TitanBuilderが6200万ドルで3位に続きました。

1位と2位の差は小さくありません。Hyperliquidの収益はpump.funの約1.6倍にあたり、DeFiの中でも収益獲得力が際立っています。取引量の多さがそのまま手数料収入に結びつく取引所ビジネスでは、この差はユーザー基盤と流動性の厚みを映す数字でもあります。

Hyperliquidは永久先物を中心とする分散型取引所です。現物売買が中心のDEXと比べ、デリバティブ取引は売買回転が速く、1ユーザーあたりの手数料寄与が大きくなりやすい特徴があります。収益ランキングの首位は、単に利用者数を集めたというより、高頻度で取引される市場を分散型の仕組みで成立させた結果です。

Hyperliquidの年換算収益、6億7500万ドル規模に

収益の大きさは、DeFiLlamaに掲載されているHyperliquidの各種データとも整合します。Hyperliquidのプロトコルページでは、手数料や収益、取引量の推移が確認でき、四半期ベースで大きな収益を積み上げてきた実態が読み取れます。Perpsの個別ページやSpot Orderbookのデータも公開されており、収益源が単発ではなく、継続的な取引活動に支えられていることが分かります。

市場では、Hyperliquidの取引規模そのものにも視線が集まっています。DeFi Scopeが示したデータでは、30日間のPerp取引高は1900億ドルに達し、年換算の収益は6億7500万ドル規模となりました。分散型取引所が、収益面で中央集権型取引所と競合しうる水準に近づいていることを示す数字です。

DeFiではこれまで、総預かり資産やトークン価格が注目されやすい傾向がありました。今回のランキングは、実際にどれだけ手数料を生み出しているかという事業性の面でプロトコルを測る動きが強まっていることも映しています。

Hyperliquidの首位は、DEXが「資産を預ける場」から「継続的に収益を上げる取引インフラ」へと評価軸を移しつつあることを示す事例になりました。