こんにちは、コインパートナーです。週末のビットコイン市場は驚異的な上昇を見せ、ついに123,000ドルを突破しました。7月11日に118,839ドルの史上最高値を更新してからわずか3日で、さらに4,000ドル以上の急騰を記録。この急激な上昇の背景には、いくつかの要因が考えられます。まず、110,000ドル、115,000ドル、120,000ドルといった重要な心理的節目を次々と突破したことで、FOMO(取り残される恐怖)心理が加速し、投資家たちの買いを誘発したこと。そして米国のビットコインETFには1日で1.42億ドルの資金が流入し、特にBlackRockを筆頭とする機関投資家の買いが継続しています。これらの「新しいクジラ」と呼ばれる機関投資家の参入が、相場の底堅さを支えています。さらに、120,000ドルの節目では、暗号資産市場全体で10億ドルを超えるショートポジションが強制決済され、そのうちビットコインだけで5.7億ドル以上が精算されました。これは2025年で最大規模の精算イベントとなりました。高値圏で停滞することによる新規ショートポジションを燃料に断続的なショートスクイーズを燃料として上昇しているようです。今週は米国の重要経済指標CPI・PPIの発表を控え、この勢いがどこまで続くのかが注目されます。
ビットコインテクニカル分析
BTC/USDT週足チャート

今週のロングエントリーポイント

今週のショートエントリーポイント

週足チャートでは、ビットコインは放物線的な上昇を見せています。わずか1週間で108,000ドルから123,000ドルへと約14%の上昇を記録し、完全に新たな価格帯に突入しました。週足RSIは72付近まで上昇し、買われすぎゾーンに入っていますが、強気相場では RSIが高水準を維持することは珍しくありません。長期200MAは依然として 60,000ドル付近と大きく下方に位置しており、現在の価格との乖離率は50%を超えています。これは相場の強さを示す一方で、調整リスクの高まりも示唆しています。次の目標値としては、心理的節目である130,000ドルの大台が視野に入ってきています。
日足チャートでは、6日連続で陽線を形成し、強い上昇トレンドを示しています。MAは全て上向きとなっており、こちらも強い上昇トレンドを示唆しています。一方、日足RSIは75を超えて過熱感が強まっています。高値圏のため一旦の押し目がこなければ高値掴みになる可能性もあります。重要なサポートは140,000ドル付近のため、このサポートまでの一旦の調整は見込んでおいても良いでしょう。
以上の観点から今週のトレードの注目点について考察してきます。まず、週足・日足ともにRSIは高値圏を示唆しており今週のどこかのタイミングでは短期的な押し目がくると予想します。その場合のサポートラインは114,000です。このライン上で止まることができれば130,000ドルへの上昇を期待できます。一方サポートを割れる場合には110,000ドル付近で絶好の買い場が到来する可能性があります。
今週の注目指標
今週は米国の重要経済指標が控えており、過熱感のある相場に大きな影響を与える可能性があります。
7月15日(火)21:30(日本時間)
米国消費者物価指数(CPI)発表
・6月のインフレ率データが発表されます。
・現在の株高・ビットコイン高の背景には、インフレ鈍化による利下げ期待があります。
・予想を上回るインフレ率となった場合、利下げ期待の後退により大きな調整を招く可能性があります。
・逆に予想を下回れば、さらなる上昇の材料となるでしょう。
7月16日(水)21:30(日本時間))
米国生産者物価指数(PPI)発表
・CPIに続く重要なインフレ指標です。
・企業の仕入れコストの動向を示すため、将来のインフレ圧力を予測する上で重要です。
・特に過熱感のある現在の相場では、ネガティブサプライズに対する反応が大きくなる可能性があります。
今週の注目の注文ポイントについて解説します。
- エントリー
114,000USDTで買い注文 - 利益確定
130,000USDTで利確 - 損切り
110,000USDT下定着で損切り
- エントリー
114,000割れ後に114,000ドル売り注文 - 利益確定
110,000USDTで利確 - 損切り
115,000USDT上定着で損切り
相場一言アドバイス
なぜビットコインは上がり続けるのか?強気相場の投資家心理
ビットコインが急騰し、10億ドルを超えるショートポジションが精算された今回の相場は、相場に逆らうことの危険性を改めて示しました。よく知られる「相場は常に正しい」という格言は、強気相場においてこそ重みを持ちます。では、なぜビットコインはここまで「上がり続ける」のか。その背景には、明確なトレンドの力と、人間心理が大きく関係しています。
強気相場では、価格が上がることで新たな買い手を呼び込み、さらに価格が上がる――というポジティブスパイラルが発生します。特に「そろそろ下がるはず」という根拠のない期待や、「高すぎる」という感情的な判断でショートを入れてしまうと、価格の上昇に巻き込まれ、損切りによる買い戻し(ショートスクイーズ)がさらなる上昇を加速させます。
この背景には、いくつかの心理的バイアスがあります。たとえば「正常性バイアス」は、過去の経験から「この上昇は異常だ」と考えてしまう心の働き。そして「確証バイアス」は、自分の見立てに合った情報ばかりを集め、反対の情報を無視してしまいます。これらは結果的に、相場の流れに逆らうリスク行動を生み出してしまうのです。
プロのトレーダーは、こうした局面で何を意識しているのでしょうか。第一に、トレンドフォローの徹底です。上昇トレンドが明確であれば、安易なショートは避け、押し目買いや部分的な利確を計画的に行います。第二に、ポジションサイジングを調整すること。加熱相場では通常の半分のロットで入るなど、リスクを意識した柔軟な対応が求められます。そして何よりも大切なのは、感情に流されず、冷静に相場を観察する姿勢です。「乗り遅れた」という焦りから無理に飛び乗れば、高値掴みになるリスクが高まります。相場には必ず調整があり、次のチャンスは必ず訪れます。