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【相場分析】今週のビットコイン価格の展望|200MA上抜けで急騰継続なるか?狙うは絶好の押し目

2026年8月24日 17:54  【編集長】合原和也

※この記事には広告・PRが含まれます

こんにちは、コインパートナーです。8月24日週のビットコイン(BTC/USDT)相場分析と展望をお伝えしていきたいと思います。

 先週のビットコイン(BTC/USDT)は6万3000ドル台から一気に7万7000ドル台まで急騰する歴史的な一週間となりました。週間の上昇率は20%を超え、日足で長らくレジスタンスとして意識されてきた200MA(移動平均線)を一気に上抜けたことで、中長期的な底打ちから上昇トレンドへの転換が視野に入る展開です。本日は7万7300ドル付近で推移しています。

 テクニカル的には、日足で下降チャネルをブレイクした後、チャネル上限へのリテストを経て上昇するという典型的な強気パターンが完成しています。一方、4時間足のRSIは一時90まで上昇しており、短期的には明確な買われすぎ圏です。焦って高値を追うのではなく、押し目をじっくり待つ姿勢が重要な一週間となるでしょう。

 また、今週は8月26日(水)に米PCEデフレーターとGDP改定値、週後半にはジャクソンホール経済シンポジウムが控えており、金融政策をめぐる発言次第では大きな価格変動が予想されます。指標発表前後のポジション管理には十分注意しましょう。

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

 日足では、昨年末から続いていた下降チャネルをブレイクした後、チャネル上限へのリテスト(再タッチ)を行ってから再上昇するという、トレンド転換時の典型的なパターンが完成しています。ブレイク→リテスト→上昇という流れは、上抜けの信頼度を高めるサインとして知られています。

 さらに注目すべきは、日足のレジスタンスとして狙っていた200MAのラインを一気に上抜けた点です。200MAは中長期トレンドの分水嶺として世界中のトレーダーに意識される重要なラインであり、この上で価格を維持できれば、中長期的にも底打ちから上昇トレンドへ転換した可能性が高いと判断できます。

 このまま上昇が継続した場合、次のレジスタンスは5月中旬につけた8万2000ドル付近です。この価格帯では戻り待ちの売り圧力が強まることが予想されるため、一気に突破するというよりは、一度は反落を挟む展開を想定しておくべきでしょう。

 逆に、200MAを明確に割り込んで下に定着してしまった場合は、今回の上抜けがダマしであった可能性が高まります。その場合は7万5000ドル、さらには7万ドルまでの調整を視野に入れる必要があります。

BTC/USDT4時間足チャート

 4時間足では、先週の急騰によりRSIが一時90まで上昇しました。RSIは一般的に70以上で買われすぎとされるため、90という数値は極端な過熱を示しています。現在も買われすぎ圏で推移しており、短期的にはいつ調整が入ってもおかしくない状況です。このため、ロングは押し目の形成をじっくり待つのが賢明です。

 押し目の目安としてまず意識したいのが7万5000ドルのサポートです。急騰の過程で上抜けた重要な価格帯であり、最初の買い候補となります。ただし、7万5000ドルを明確に割り込んだ場合は、7万ドルまでの下落の可能性があるため、サポート付近での安易な逆張りには注意が必要です。

 一方、7万ドル付近まで調整が深まった場合は、絶好の押し目買いチャンスと考えています。7万ドルは急騰の起点に近い水平線であり、日足の上昇トレンド転換シナリオが崩れない限り、この価格帯では積極的にロングを狙いたいポイントです。

 4時間足の各MAは急角度で上向きに転じており、短期・中期のトレンドは明確に上方向です。過熱感の解消(RSIの低下)と価格の押し目形成が重なったタイミングが、今週最大のエントリーチャンスとなるでしょう。

今週の注目指標

 今週はインフレ動向と金融政策の先行きを占ううえで重要なイベントが集中しています。

8月26日(水)21時30分:米第2四半期GDP改定値・PCEデフレーター
 FRBがインフレ指標として最も重視するPCEデフレーターが発表されます。インフレの鈍化が確認されれば、9月FOMCでの利下げ期待が高まり、ビットコインを含むリスク資産には追い風となります。逆に市場予想を上回る強い数値が出た場合は、利下げ観測の後退からドル高・ビットコイン売りにつながる可能性があるため注意が必要です。同時刻に発表されるGDP改定値(速報値は前期比年率+1.5%)にも注目です。

8月27日(木)〜28日(金):ジャクソンホール経済シンポジウム
 世界中の中央銀行関係者が集まる年次会合で、ウォーシュFRB議長の講演が予定されています。今後の金融政策の方向性について踏み込んだ発言があれば、為替・株式・暗号資産市場が大きく動く可能性があります。過去にもジャクソンホールでの議長発言をきっかけに相場の流れが変わった例は多く、週後半は特に警戒が必要です。

8月28日(金):米雇用統計の年次改定(速報値)
 雇用者数の大幅な下方修正があれば労働市場の弱さが意識され、利下げ期待の高まりからビットコインには買い材料となる可能性があります。

 週前半は様子見ムードで値動きが落ち着きやすい一方、水曜のPCE以降はボラティリティの拡大が予想されます。大きなポジションを持ち越す場合は、早めの利確・損切りラインの設定を心がけましょう。

今週の理想の注文ポイント

 今週の基本戦略は「押し目買い」です。日足では上昇トレンドへの転換の可能性が高まっている一方、4時間足のRSIは買われすぎ圏にあるため、高値追いのロングは避け、調整を待ってからのエントリーが理想です。

理想のロングシナリオ展開
  • エントリー:7万2000ドルへの押し目で買い注文(7万ドルまで段階的にロング)
  • 利益確定:8万ドル〜8万2000ドル手前で分割利確
  • 損切り:6万7000ドル下抜けで損切り
理想のショートシナリオ展開
  • エントリー:7万5000ドルを明確に下抜けた後の戻りで売り注文
  • 利益確定:7万2000ドル〜7万ドルで利確
  • 損切り:7万7000ドル上抜けで損切り

 なお、ショートはあくまで短期の調整を取りにいくカウンタートレードです。日足の環境認識が上方向に傾いているため、深追いは禁物です。利確目標に到達したら素早く撤退し、ロング目線に切り替えましょう。

相場一言アドバイス

ブレイク後の「リテスト」とは?

 リテストとは、レジスタンスやチャネルをブレイクした価格が、一度ブレイクしたラインまで戻ってきて反発を確認する動きのことです。ブレイクしたラインがサポートとして機能すれば「本物のブレイク」である可能性が高まります。今回の日足はまさにこのパターンであり、ブレイク直後の飛び乗りよりも、リテストを確認してからのエントリーの方がダマしを回避しやすくなります。

急騰後こそ冷静に

・週間20%超の急騰後は、利益確定売りによる急な調整がいつ入ってもおかしくない
・「乗り遅れた」と焦ってのエントリーは高値掴みのもと。押し目は必ず来ると考えて待つ

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