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グレースケール、ビットコインは長期投資家に有利な参入水準と分析

2026年8月24日 20:02  Arai Yu

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Grayscale Investments

グレースケール・インベストメンツの調査責任者ザック・パンドル氏は2026年8月21日、ビットコインが長期投資家にとって有利な参入水準になり得るとの分析を公表しました。ビットコインの弱気相場が10カ月目に入り、採用トレンドとマクロ環境を含む3つの指標が、長期投資家にとって現在価格が有利な参入水準になり得ることを示唆したとしました。

分析は、構造的な採用トレンドが維持されているか、現在が市場サイクルのどの位置にあるか、マクロリスクの見通しがどうかの3点で整理しています。パンドル氏は「構造的採用トレンドは維持されており、弱気相場は深く入り、マクロの見通しは概ね好ましい。3つすべてが長期投資家にとって現在の価格を有利な参入ポイントと示唆すると考えている」と述べました。

採用トレンドについては、米国の公的債務の増加、ブロックチェーン利用の拡大、世代交代を根拠に挙げました。米財務省データでは、公的債務残高は8月20日時点で約40兆300億ドルに達しています。

サイクル面では、足元の弱気相場は10カ月目に入ったと位置づけました。Coin Metricsのデータでは、2026年8月時点で過去4回の弱気相場の平均と中央値はいずれも11〜12カ月で、現在は過去の弱気相場の平均・中央値に近づいているとしています。

マクロ環境では、金融引き締めの再強化が下値リスクとなり得る一方、現時点では見通しは概ね良好としました。7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が3.50〜3.75%に据え置かれたものの、3人が0.25ポイントの利上げを支持しており、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げに動けば下値余地が広がる条件も残っています。

グレースケールはそのうえで、市場タイミングを狙う投資判断を勧めていません。ビットコインの購入判断は、分散ポートフォリオの中で検討するべきだとする従来の立場を維持しました。

参考元:公式
画像:Shutterstock