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米FRBボウマン氏が7月利下げ支持へ言及、ドル安と金利低下反応

2025年6月24日 18:03  11月18日 11:48  kishimoto

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2025年6月23日、連邦準備制度理事会(FRB)のミシェル・ボウマン副議長(銀行監督担当)が、インフレが抑制されれば「次回7月のFOMC会合で利下げを支持する」と発言しました。
この発言は、金融市場に即座に波紋を広げ、ドル安・米長期金利低下が見られています。

画像を選択するとFRBの公式HPへ移動します。

ボウマン副議長の発言の背景と内容

・ボウマン副議長は6月23日、プラハで開催されたイベントで講演し、「インフレ圧力が抑制され続けるなら、次回会合(7月末予定)での政策金利引き下げを支持する」と明言しました
・また、関税によるインフレには「最小限の影響しかない」と分析し、利下げへ前向きな姿勢を強調しました

市場への即応反応

・この発言を受けて、NY為替市場ではドル円が146円台で伸び悩み、ユーロドルも上昇。ドル安が一段と進行しました。
・米10年国債利回りも6.1ベーシス落ちて4.314%、2年物利回りも低下。利下げ観測が鮮明になったためと見られています

FRB内の論調との比較

・同時期に、FRBのクリストファー・ウォラー理事も「インフレが近く2%目標へ収束すれば、7月に利下げを検討すべき」と発言しており、金融政策において「緩和へ傾くドル」の流れが表面化しています。
・ただし、FRB内では慎重派も根強く存在し、リッチモンド地区総裁トーマス・バーキンやサンフランシスコ地区のメアリー・デイリー総裁などが、貿易政策の不確実性やインフレの再加速リスクを理由に据え置きを支持しています

市場コンセンサスと今後の注目点

・現在、FOMCメンバーのドット・プロットを見ると、2025年内に1〜3回程度の利下げ予想が一般的ですが、「7月切り」は見方が分かれており、即時利下げ確度はまだ流動的です
・市場のFedWatchでは7月据え置きが77%と強気で、利下げ予測は慎重に織り込まれている状態です

想定される影響コインとその理由

ビットコイン(BTC)

影響度

理由
米ドル安・金利低下は「非収益資産」であるビットコインにとって追い風になります。
インフレヘッジとしての需要が高まりやすいです。

イーサリアム(ETH)

影響度

理由
金利低下によるリスク資産買いが強まる局面では、DeFi・NFTの中核となるイーサリアムも買われやすいです。
特にETHステーキング需要に追い風になります。

ソラナ(SOL)

影響度

理由
マクロ環境がリスクオンへ傾けば、高ベータ銘柄としてSOLにも資金が流入する可能性があります。
取引所・NFTアクティビティにも敏感です。

まとめ

政策の転換点か?

ボウマン副議長は通常ハト派よりやや慎重ですが、今回は労働市場への懸念も言及しつつ、利下げ支持に舵を切りました。
インフレが明確に安定しているという見方が強まれば、FRBのスタンス転換の兆しと考えられます。
外的リスクとインフレジレンマ
イラン情勢など地政学リスクが商品価格を高騰させる一方、ボウマン氏は「関税など一過性」とみています。しかし、原油高が続けば「利下げペースの調整」は不可避です。
市場との相互作用
発言の度にドル・金利は敏感に反応していますが、最終的な政策判断はデータ次第。次の重要指標は7月前に出るインフレ指数(PCEなど)と雇用統計です。FRBは「待ち」の姿勢を保ちつつも、事実上の緩和開始へ向けての準備は進めている印象です。
FRB内意見分裂
利下げ支持派と慎重派の対立
今後注目すべき指標
PCEインフレ指数や7月の雇用統計があります、
地政学リスクの動向も見逃せません。

ボウマン氏の発言は、7月利下げの可能性に火を付けたシグナルと見て良いでしょう。
ただし、実際に利下げが行われるかどうかは、今後数週間の経済データと世界情勢の推移にかかっています。
市場としては「いつ動くか」が焦点となりやすいですが、FRBの本当の関心は「持続的な物価安定と雇用確保」である点を忘れるべきではありません。

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