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ヨーロッパ初のビットコイン現物ETFという表現は誤解を招く=市場関係者

2023年8月16日 06:07  6月25日 16:25  【編集長】合原和也

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ロンドンを拠点とする資産運用会社のジャコビが、ユーロネクスト・アムステルダムにビットコイン現物ETFを上場した。
この上場がヨーロッパ初の現物ETFであると報道されたが、市場関係者らは「誤解を招く表現」であると指摘している。

複数の関係者は語弊があると指摘

資産運用会社ジャコビ・アセット・マネジメントのジャコビFTウィルシャー・ビットコインETFが、8月15日にユーロネクスト・アムステルダムで上場した。
ティッカーシンボル「BCOIN」で取引されるこのETFは2021年にガーンジー島で承認を得ていたが、テラの崩壊やスリーアローズの破綻などによる仮想通貨の暴落で上昇が延期されていた。

今回の上場では、ヨーロッパ初の現物ETFとして話題となったが、市場関係者は語弊があると指摘している。
米サークルのEU戦略および政策のディレクターであるパトリック・ハンセン氏は、ガーンジー島がEUの加盟国でなく、EUのETFではビットコインや金などの単一資産には使用できないと述べている。

誤解を招く見出しです。
EUのETFは、規制上の理由からビットコインや金のような単一資産には使えません。
ガーンジーはEUの一部ではありません。
一方、ビットコインETP(BTCをミラーリングする証券として組成されるもの)は何年も前からEUに存在しています。

さらにVanEckとTetherの戦略アドバイザーであるGabor Gurbacs氏は、ガーンジー島で登録された商品は、EUで登録しなければ流通できないと述べ、資産が多様化されていないものを「ETF」と呼ぶことはできないと指摘している。

そして今回のジャコビFTウィルシャー・ビットコインETFは市場に大きなインパクトを残すことが出来なかったようだ。
ユーロネクストのデータによると、執筆時点での出来高は113で、取引はわずか4となっている。

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この記事はCryptoSlateの「Hotly-anticipated Jacobi Bitcoin ETF sees lukewarm reception on debut」を参考にして作られています。