売り圧の要因のひとつか、2021年から2022年におけるビットコイン(BTC)取得者による売却が活発化
仮想通貨オンチェーン分析を行うGlassnodeによると、ここ最近のビットコイン市場における売り圧力は、中長期保有者――特に2021 年から2022年にかけてのピーク時前後にビットコインを購入した投資家――による売却が要因のひとつとなっているという。
Glassnodeは、現在の供給量の79.85%に相当する「約133億3,700万BTC」を支配するビットコイン長期保有者に焦点を当てて分析を実施。ここにいう長期保有者は、5月初旬から約222,000 BTCものビットコインを流通させるなど市場に対する多大な影響力を有する。
処分価格と平均取得価格との比率を示すインジケーターであるLTH-SOPRでは、長期保有者(=LTH)が損失を出してビットコインを処分していたことが明らかとなっている。LTH-SOPRの週平均値は現在0.67であるところ、これは、BTC価格が24,000ドル付近でレジスタンスに直面したために平均33%の損失が確定したことを意味する。
かかる現状に関連して、Glassnodeは、主に以下の点を報告している。
・2017年から2021年の間にビットコインを取得した者はビットコインを保有し続けている傾向にあるのに対し、2021年から2022年にかけて最高値付近でビットコインを取得した者はこれを手放す傾向にある。
・2021年から2022年にビットコインを取得した者の購買活動を集計すると、過去3週間で79,000 BTC/月の蓄積から47,000 BTC/月の分配へとシフトしている。
今年6月から7月初旬にかけてビットコイン価格が急激な下落を記録したあと、それ以後現在にかけてビットコインを含む仮想通貨市場はじわじわと回復傾向にある。執筆現在、ビットコイン価格は前日比約1.05%上昇に相当する23,220ドルで取引されているところ、引き続き仮想通貨市場全体の動きに注目が集まる。

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この記事は「Here’s Who Sold Enormous Volumes of Bitcoin in Recent Months per Glassnode Data」を参考にしています。