米金融大手が軒並み好決算|NYダウ反発して開始、534.7ドル高

14日のダウ工業株30種平均は反発して始まり、前日比534.75ドル高の3万4921.56ドルで取引を終えました。
後述するように、14日は米銀大手決算が好調でした。米景気の先行きに対してやや楽観的な見方が広がるなど、投資家心理の改善が要因となり、買い注文が大幅に膨らむ形となっています。
今日のトピック
本日のトピックとしては大きく2つ
1.米銀大手が続々決算、概ね良好
2.米失業保険申請件数が約1年7ヶ月ぶりの低水準
1.米銀大手が続々決算、概ね良好
14日、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、モルガン・スタンレー、Wファーゴ、シティグループなどの米銀行大手が、続々と第3四半期決算を行いました。各行ともに概ね良好で、発表直後の株価はいずれも上昇を記録しています。
バンク・オブ・アメリカは、引当金11億ドルの戻入れ等が追い風となり、売上228億ドルで1株利益は0.85ドルという結果に。モルガン・スタンレーは、投資銀行部門の収入が前年同期比67%増で過去最高となったほか、業界全体の減速が懸念される株式トレーディング収入で24%増を記録するなど、予想を上回る好決算となりました。
その他、Wファーゴは引当金戻入れ及び大幅な経費削減が功を奏し、60%の増益。シティも助言手数料の増収が寄与し、48%の増益を記録しました。
2. 米失業保険申請件数が約1年7ヶ月ぶりの低水準
14日、米労働省が9日までの1週間の新規失業保険申請件数を発表し、約1年7ヶ月ぶりの低水準に達しました。これで2週間連続の減少となり、投資家心理改善の要因のひとつとなりそうです。
健全な労働市場を示すとされる範囲が「25万件-30万件」であるところ、今回発表された件数は前週比3.6万件減の「29.3万件」に。新型コロナウイルス感染症流行の影響等で、2020年4月に記録された過去最高件数「614.9万件」から、緩やかな減少傾向を維持しています。