トルコでは仮想通貨全面禁止も、国民はビットコインに興味
トルコのエルドアン大統領は、9月18日にメルシン市で行われた学生との会合で「トルコは仮想通貨と全面戦争状態にある」と述べた。
トルコ中央銀行は4月中旬に仮装通貨支払いの禁止を宣言しており、トルコの国内企業は仮想通貨を用いて取引を行うことができない状態にある。この決定の背景には、規制の不確実性や高いボラティリティ、犯罪への利用などが挙げられている。
エルドアン大統領は自国通貨への強い意志を持っている。トルコはデジタルリラ発行に向けて進んでいると主張し、国民のアイデンティティとして自国通貨を利用していくべきと考えているようだ。
エルドアン大統領が自信を持っているのは、9月初めに中央銀行がデジタルトルコリラを研究・テストするための新たなプラットフォームを構築したことに起因している。第一段階として、プロジェクト実現可能性を判断するためのテストが行われることになっており、テストの結果は来年に発表される予定である。
一方で、国民の中ではビットコインの普及が進んでいる。制御不能なインフレと通貨安に悩まされているトルコは、仮装通貨の普及率で常に上位の国のひとつにランクされている。3月下旬、エルドアン大統領が中央銀行のトップを解任したことで、リラの価値が1日で17%も暴落した。そのすぐ後には「ビットコイン」という言葉のGoogle検索ボリュームが500%以上も急上昇した。自国通貨への信用が薄い国民が、ビットコインなど国に管理されない通貨へ興味を持つのは自然の流れなのかもしれない。
エルドアン大統領は仮装通貨を脅威に感じており、国民からできるだけ遠ざけたいと考えているようだ。今後もトルコの政策と仮想通貨普及の進捗を注意深く見ていきたい。
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この記事は、u.todayの「Turkish President Announces War Against Crypto」を参考にして作成されています。