銀行の低金利を受け、アイルランドでは仮想通貨投資に前向き
アイルランドの国営放送RTEと新聞社であるアイリッシュ・インディペンデントが行なった調査では、調査対象者の10%以上が仮想通貨へ資金を投入していることがわかった。また、25歳〜34歳の若手層の25%以上が仮想通貨を保有しており、期待度が高いことが判明している。
アイルランドではデジタル投資が普及している。今回行われた調査では、参加者の半数以上である56%がオンラインで投資を行っていると回答した。投資の対象は、株や債権、仮想通貨などに人気があるようだ。
また、デジタル投資が盛んに行われている背景として、銀行の低金利化がある。銀行の金利が低いことから積極的にリスクを取り、高リターンを狙える対象に投資を考える人も少なくない。仮想通貨の貯蓄を検討する人も多いという。
今回の調査で対象となった1,000人の内62%は、投資関連の情報を得るためにオンラインの情報を利用していると回答した。その中には、オンラインバンキングや投資関連のウェブサイト、金融関連のニュースサイト、ブログ、SNSのプラットフォームなどが含まれる。残りの38%は、銀行やその他の金融機関のアドバイザーに対面で相談しているという。
35歳以下の若手層では、36%がEtoroやXTBなどの取引プラットフォームやモバイルアプリを利用し、29%がRevolutなどのオンライン金融サービスを利用すると答えた。また、銀行や投資会社を通じて投資すると答えたのは22%で、ブローカーを利用すると答えたのはわずか10%であった。
今回の調査結果について、CCPC(アイルランドの消費者保護機関)のコミュニケーション・マネージャーであるGrainne Griffin氏は以下のように述べた。
投資商品は複雑であることが多いため、消費者が自分の投資している商品を十分に理解することが重要です。CCPCは、アイルランドの投資家に対して、資金を投入する前に十分な調査を行うよう求めています。仮想通貨への投資は、高いリターンが得られる可能性がある一方で、従来の金融商品よりも高いリスクを伴うことを我々は警告しています。
アイルランドでこのような警告が出されたのは今回が初めてではない。中央銀行のGabriel Makhlouf総裁も、仮想通貨への投資で資金を失う可能性があるとして、注意を促した人物の一人である。
Makhlouf総裁は注意喚起をしながらも、仮想通貨のポジティブな面も強調している。最近では「安全で分散化された」仮想通貨の技術を賞賛した。今後もアイルランド国内では、仮想通貨への関心が高まっていくと予想される。
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この記事は、news.bitcoin.comの「Survey: 1 in 10 Irish Investors, Quarter of Young People Hold Cryptocurrencies」を参考にして作成されています。