今月9月に入り、弱気な推移を継続している仮想通貨市場。
特にビットコイン(BTC)価格の大幅下落は顕著であり、一時10,000ドルを割り込むなど、市場全体に警戒が強まっている。
そんな中、米仮想通貨メディアbitcoinistは「ビットコイン(BTC)価格が10,000ドルを割り込むのは時間の問題だ」と報道し、その2つの原因について語った。
「数日以内にビットコイン(BTC)価格は10,000ドル以下へと急落」米政府による2つの動きが原因か
今年7月から8月にかけて好調だったビットコイン(BTC)市場は、長らく11,000ドル(約116.8万円)半ばでの推移を維持していた。
しかし今月9月に入り、わずか数日間で大幅な価格下落が記録され、市場の警戒感は日に日に強まっている。
執筆現在(9月7日21時30分現在)も、10,030ドル(約106.5万円)前後に位置しており、今後のさらなる価格急落に不安が高まる。
そんな中、米仮想通貨メディアbitcoinistは、「①米ドルの回復の兆し」「②米政府による全面的な経済政策」を原因として掲げた上で、「ビットコイン(BTC)価格が10,000ドルを割り込むのは時間の問題だ」と弱気な見解を示した。
①米ドルの回復の兆し

(Source: TradingView.com「US Dollar Index (DXY) closed last week higher by 0.21 percent.」)
コロナウイルス感染拡大を受け、米ドルは2年ぶりの低水準にまで急落した。
この動きに反比例するかのように上昇を続けていた仮想通貨ビットコイン(BTC)だが、状況は変わりつつある。
米ドルの下落に伴い、先週Nasdaqは1.18%、S&P 500とDow Jonesはそれぞれ2.31%と1.82%もの急落を記録した。
しかし、週末にかけて米ドル反発となったのだ。
この数ヵ月間、ユーロや豪ドルに対してほぼ一本調子で米ドル安となってきた動きが一段落つき、調整的な動きに入りつつあると考えられ、このまま米ドルの回復傾向が継続されれば、金やビットコイン(BTC)などのいわゆる『安定的な資産』からの資金流出は増加していく可能性が高い。
もちろん、週末にかけての米ドル回復はまだまだ微々たるものであり、ビットコイン(BTC)など仮想通貨市場に直接的に大きな影響を及ぼすかどうかは不明確だが、警戒すべきひとつの材料であることは間違いないだろう。
②米政府による全面的な経済政策

(Source:CNBC TV「U.S. economy needs over $1 trillion in fresh stimulus: World’s biggest hedge fund.」)
また、アメリカ政府による経済政策の展開への注目も集まる。
先月、「トランプ政権は共和、民主両党が5000億ドル(約52兆8000億円)に規模を縮小した経済対策で合意する可能性を想定している」ことが明らかになった。
これに対し、ワシントンのビーコンポリシーアドバイザーズ上級研究アナリストであるBen Koltun氏は以下のように語るなど、両党間での経済政策に関する議論は激化しつつあった。
「ケアズ法(3月法案)では、市場が崩壊し経済が停止しているときに双方(共和・民主両党)に危機意識があったため、合意に達した。しかし、現在は双方の危機意識に差が生じている。」
今月末までに米国議会でこの問題点について大々的な話し合いが行われるとみられており、この議論の行方次第では投資家間での米ドルサポートは強まり得る。
ビットコイン(BTC)は、2020年に入り米ドルとの相関関係が強化されつつあることもあり、今月末までに米国議会で決定される経済政策の方針には世界中から注目が集まっている。
A potential catalyst for Bitcoin’s supersonic price rally in 2020 has been the combination of ultra-flexible monetary policies of central banks and m…Read more: https://t.co/NSOOzDBzED
— webnow? (@webnowcompany) September 7, 2020
2020年後半のビットコイン(BTC)価格の行く末は、米ドル及び米経済の動きに大きく左右される可能性が高い。
引き続き、ビットコイン(BTC)価格10,000ドル(約106.2万円)のラインに注目しつつ、仮想通貨市場全体を見守っていきたい。
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この記事は、bitcoinistの「ビットコイン(BTC)価格は今週中に10,000ドルを割り込む; その原因は3つだ」を参考にしています。