ビットコインの公式ウォレット元開発者が自身のツイッターでリップル・イーサリアムに苦言を呈し、話題になっている。
「イーサリアムやリップルはスキャムの一種だ」という発言をどのように受け止めるべきなのだろうか。
ビットコインコア開発者がリップル、イーサリアムに苦言
ビットコインの公式ウォレット、ビットコインコア開発者だったピーター・トッド氏がイーサリアムやリップルを批判し話題になっている。
What’s maybe unique about the blockchain industry we have so much scammyness that they work together: most of the projects that I listed above are friendly with each other and combat criticism for each other.
In Bitcoin insiders are endlessly happy to criticize each other.
— Peter Todd (@peterktodd) November 26, 2019
トッド氏は悪名高いインチキ企業「テラノス」を引き合いに出し、リップル・イーサリアムを「もっともらしい最新技術で嘘を包み隠している」と批判した。
また、「詐欺的なプロジェクトの多くはブロックチェーンと親和性の高い傾向にある」とも述べ、昨今のブロックチェーン事業の増加に警鐘を鳴らした。
確かに、近年雨後の筍のように誕生しているブロックチェーンスタートアップの中には、それらしい技術を全面に出しておきながら実現可能性の低いプロジェクトを提示する事業も少なくないのは事実だ。
また、イーサリアムを利用したスマートコントラクトアプリ開発者の中にも、一部であるが悪意を持った人間も存在しているだろう。
だが、ブロックチェーンを利用した事業全てが詐欺かと言われると、当然そうではない。
トッド氏がやり玉に挙げたリップルを取ってみても世界中で活用されており、詐欺などではないことは一目瞭然だ。
ブロックチェーンは最新技術であるがゆえに、理解の乏しいユーザーを騙そうとする詐欺が横行している。
その一方で、大きな利益をもたらすツールであるのも事実だろう。
これからのブロックチェーンユーザーは、自分でそれらの違いを嗅ぎ分ける能力が必要になりそうだ。