DDPらがトークン化証券及びCBDCを使用したセキュリティ決済パイロットプロジェクトの結果報告
Digital Dollar Project(DDP)とDepository Trust & Clearing Corporation(DTCC)が、セキュリティ決済パイロットプロジェクトの結果を報告した。
当該プロジェクトは、トークン化された証券及びCBDCを使用した潜在的な決済システムを実際の状況で試行するもの。CBDCが取引後の決済に与える影響をより理解することを目的として設計され、DvP決済で証券の転送が支払とほぼ同時にのみ行われるよう構築されたことでも多大な注目を集めた。
今回の報告について、DTCCのマネージングディレクターであるJennifer Peve氏は、以下のようにコメントしている。
「このホワイトペーパーで詳しく説明されているこれらの取り組みは、将来の決済機能をシミュレートすると同時に、クライアントのオプション性、及びDTCCの既存決済ソリューションと同等又はそれ以上の水準の安全性ないしセキュリティを確保することにつながります。」
当該パイロットでは、DTCCのデジタル決済ネットワークのプロトタイプとデジタルダラーネットワークとの間で、サードパーティの「オーケストレーター」を使用することで指示を実行し、取引相手のリスクを排除している。これは、トランザクションの当事者が異なる決済銀行を持っている可能性があり、両方のネットワークを完全に可視化できないことに対処するためである。
また、アルゴリズムによる負担メカニズムを使用することで資産のリリースに条件適用を行い、サードパーティではなくスマートコントラクトを活用して資産制御を実行する点についても特徴を有する。
なお、テストシステムでのトランザクションにおいては、合計12の手順が必要とされていた。

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この記事は「Clearing company tests out securities transaction settlements on blockchain networks」を参考にしています。