苦戦している仮想通貨レンディング企業Celsiusの温度は変わったようだ。
Celsiusは現在4億4千万ドル(約598億円)の借り入れを完全に返済。
取り戻した担保を仮想通貨取引所FTXのウォレットに移動し、5億3100万ドル(約721億円)相当のラップドビットコイン(WBTC)を取引所に置いているが、大量売却による市場への影響も懸念される。
Celsiusは4億4千万ドルを返済
Celsiusは5月と6月に3度、担保の価値が限界点の150%を下回り清算されそうになったが、その後は着実に支払いを続けてきた。
今朝、残金を返済した後、担保として預けていたビットコインをトークン化し、イーサリアムネットワーク上で使用できるラップドビットコイン(WBTC)4億4000万ドル(約598億円)相当を引き揚げた。
数時間後、Crypto TwitterとRedditのr/cryptocurrencyコミュニティのユーザーは、Celsiusが取り戻した担保を仮想取引所FTXのウォレットに移動したことを指摘。
同社は現在、5億3100万ドル(約721億円)相当のWBTCを仮想通貨取引所のウォレットに置いている。
大量の売却による市場への影響も懸念される
表面上、融資を返済することは、苦境に立たされているCelsiusにとって良いニュースのように思える。
しかし現在、取引所には5億3100万ドル(約721億円)が眠っており、Celsiusが顧客への義務を果たすためにWBTCを売却する可能性が高い。
このような大量の売却は、市場に深刻な動揺をもたらす可能性がある。
しかし、本稿執筆時点では、ビットコインとWBTCは過去24時間で6%以上上昇している。
2月から5月にかけて、Celsiusはローンの返済と担保の一部を1,000、2,500WBTCのブロック単位で引き出すようになった。
しかし、テラが初めてブロックチェーンを停止した5月12日、Celsiusは約6500万ドル分(約88億円)のWBTCを追加し、融資を清算しないようにした。
そして、Celsiusが出金凍結を発表した同日の6月12日には、さらに1億9200万ドル(約260億円)相当のWBTCを追加している。
CoinMarketCapによると、当時、WBTCは26,754.94ドル(約363万円)で取引されていた。
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