韓国仮想通貨市場の拡大が進む、約460億ドル規模にまで成長
2021年末、韓国の仮想通貨市場が「55兆ウォン(=約460億ドル)」規模にまで成長していたことが明らかになった。
国内の金融規制当局である金融サービス委員会(以下「FSC」という。)が報告している。
FSCが、国内の認可を受けている24の仮想通貨取引所を対象に実施した調査によると、韓国の取引所におけるデイリー取引高は11.3兆ウォン(=約94億ドル)に達したという。また、当該取引所の合計営業利益は3.37兆ウォン(=約28億ドル)を突破している。
韓国国内の仮想通貨規制ポリシーの実装といえば、世界各国の中でも厳しいことで有名である。KYC要件の厳格化やライセンス制度による規制遵守の実効性担保など、2021年だけでも多くの注目を集めてきた。それでも、年間で550万人以上のユーザーが取引所での取引を実施していたことや、1,000万ウォン以上の仮想通貨資産を保有する大口投資家が増加したことなどが要因となり、韓国国内の仮想通貨市場の成長・拡大が進む形となった。
もっとも、仮想通貨市場が拡大し、それらに関与するユーザーが増加傾向にある一方で、仮想通貨に関連する詐欺行為等の犯罪が横行しているのも事実だ。昨月には、韓国の仮想通貨取引所「ブイ・グローバル」の代表者が詐欺罪の疑いで逮捕され、懲役22年の判決が言い渡された。かかる事件の被害者は約5万人にものぼるとみられており、仮想通貨関連の犯罪被害が甚大なものとなっていることが伺える。世界各国政府の仮想通貨・ビットコイン(BTC)に関する明確な法規制整備に対する取組みと併せて、業界全体の動向を注視していきたい。

トレード戦略や投資の最新情報をサロン内にて配信中!!
この記事は「South Korean crypto market grows to $45.9B in 2021 despite strict regulations」を参考にしています。