テキサス州・ヒューストン市の消防士向け年金基金が、ビットコインとイーサリアムへの投資を発表した。

同年金基金は55億ドルを取り扱っているが、今回の投資には約2,500万ドルが用いられている。

消防士向け年金基金がビットコインとイーサリアムに投資

テキサス州・ヒューストン市の消防士向け年金基金Houston Firefighters' Relief and Retirement Fund(HFRRF)が、確定給付年金のポートフォリオのためにビットコインとイーサリアムを購入したことを発表した。

Houston Firefighters' Relief and Retirement Fundの資産は55億ドルだと伝えられているが、今回の投資には約2,500万ドルが投入されているとのことだ。この投資は、Stone Ridge Asset Managementのビットコイン投資部門であるNYDIGによって進められている。

HFRRFの年金基金は、6,600人以上の現役および退職した消防士と消防士の遺族の退職金を取り扱っている。HFRRFの最高投資責任者であるAjit Singh氏は「仮想通貨の世界への第一歩を踏み出すことができ、大変うれしく思っています」とコメントした。また、以下のようにも述べている。

私たちはかねてより、仮想通貨の変革の可能性について研究してきました。今回の投資は、分散型台帳技術の可能性が、インターメディエーションを通じた価値蓄積の発展と民主化につながるという我々の信念を表しています。

同氏は、先物関連の投資に伴うリスクを負うよりも、コインに直接投資することを選択したと語った。「我々はトークンに直接投資することにしました。機関投資家による導入が増えれば、需要と供給の関係がますます複雑になっていきます。そして、現物資産、つまり実際のトークンを持つことで、将来的に収入を得られる可能性があるのです」と同氏は加えて語った。

様々な業界に広がりをみせているビットコイン。続けてどの分野に採用されていくのかについて目を光らせていきたい。

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この記事は、Bitcoin.comの「US Public Pension Fund for Firefighters Adds Bitcoin and Ether Worth $25 Million to Portfolio」を参考にして作成されています。