エルサルバドルでは、ビットコインが生活の至る所に普及する
ビットコインを法定通貨として認めたエルサルバドルでは、ビットコインを様々なシーンで使えるようにすると発表した。具体的には「店や企業間の支払い」「税金の支払い」「ドル→ビットコイン両替時のキャピタルゲイン税の免除」などが挙げられる。ビットコインの取引技術にアクセスできない農村部の人々は、この法律の例外になるが、市街地に住む人々にはビットコインが広く普及していくこととなる。
また、ビットコインに関する法律が施行されても、米ドルを法定通貨として引き続き使えることも併せて説明した。
同国のPukele大統領は次のように述べている。
あなたがマクドナルドへ行った際、お店はあなたのビットコインを受け取らなければなりません。ビットコインは法定通貨であり、法律により受け取る必要があります。
ビットコインが、国民の生活に身近な存在となっていくことをアピールした。
エルサルバドルからの発表は、ビットコイン支持者からの肯定的な反応を得ている。
BinanceのCEOであるChangpeng Zhao氏は次のように述べている。
「私たちはエルサルバドルの人たちの障壁を取り除くことができます。既存のフィアット(通貨)を用いる必要がなくなったので、ビットコインは本来あるべき姿で使用されます。」
We can remove the red button for El Salvador users now, right? as selling (into fiat) is no longer necessary. They can use #bitcoin directly, the way it should be.
half (lame) joke, half serious, nfa.
— CZ ? Binance (@cz_binance) June 9, 2021
また、Twitterフォロワー数97万人超の仮想通貨インフルエンサーであるPompliano氏も、前向きな発言をしている。
【速報】エルサルバドルの大統領は、ビットコインを法定通貨にすることを発表しました。
「これは勇気ある一歩目を踏み出した最初の国となるが、最後にはならないだろう」
BREAKING: The President of El Salvador just announced that he is making Bitcoin legal tender in his country.
This is the first country to take such a courageous step, but it won’t be the last.
— Pomp ? (@APompliano) June 5, 2021
同国のビットコイン法定通貨化の発表後、ビットコインは一時価格の上昇を見せたが、大きな下降の流れは変わっていない。現在2021年4月中旬のピーク時64,000ドル(約704万円)の半分ほどである35,000ドル(約385万円)付近を行き来している。
今後について、アルゼンチンやパラグアイなどの国も、ビットコインの法定通貨化への動きがあると見られている。
エルサルバドルでは、テスラもビットコイン支払いを受け入れる必要がある
テスラCEOであるイーロン・マスク氏は、一度3月にはテスラでのビットコイン支払いを受け付けるとしたが、環境面や価格の不安定性を危惧して4月に撤回をしている。これに伴って、数週間に渡りビットコインの価格は下落している。
ビットコインは自動車やその他部品の支払いについて受け付けない、と発表したテスラだが、法定通貨化したエルサルバドルにおいては受け入れる必要がある。
エルサルバドルでは、火山によって生成された再生可能エネルギーを使用し、ビットコインのマイニング用の電力に充てる計画も発表している。ビットコインを法定通貨化してからの動向は、全世界の注目を集めることであろう。
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