ゴールドマン・サックス社とバンク・オブ・アメリカ(BofA)社の調査結果が正反対に
投資銀行のゴールドマン・サックス社は、ヘッジファンドのCIO(最高投資責任者)向けに2回の会議を実施した。同社は会議の中で、「ビットコインは、ヘッジファンド内で嫌われている投資」と見なされていることがわかった。一方、バンク・オブ・アメリカ(BofA)社はCIOへの調査によって、「ビットコインのロング(買い)ポジションの取引が世界でもっとも盛んに行われ、投資家に好まれる取引である」との結果が出たと述べている。
ゴールドマン・サックス社の会議には、ロング(買い)取引専門ファンドやヘッジファンドから、合計25名のCIOが参加した。
彼らが一番好むのは「成長株投資」であり、続いて「バリュー投資」「コモディティ(商品)投資」です。そして「金利に敏感な投資」「ビットコイン投資」「IPO(新規上場)株」の順番に続きます。
ビットコインやIPO株のように、価格の変動が大きく不安定な投資対象が嫌われる結果となった。
対象的に、バンク・オブ・アメリカ(BofA)社での調査では、資産運用会社の間でビットコインは人気の取引対象との結果が出ている。資産運用総額6,250億ドル(約68.7兆円)のファンドマネージャー216名を対象にした5月の調査では、ビットコインの取引が大量に行われたことを示している。
ビットコインのロング(買い)ポジションの取引は、世界でもっとも盛んに行われ混雑している取引です。
両社の間では、正反対の結果が出た。
ゴールドマン・サックス社のアナリストは、ビットコインの見通しに強気
調査結果とは異なり、ゴールドマン・サックス社のアナリストは、ビットコインをかなり強気な目線で見ている。同社はビットコインは新しい資産の一つであると宣言した。そして、現在機関投資家を仮想通貨投資に駆り立てているのは、”見逃しの恐怖” を恐れる心理、”FOMO(Fear Of Missing Out)” であるとしている。自分の知らないところで大儲けする人がいることを嫌い、ビットコイン市場を放っておけない心理が、価格高騰を招いているのだと見ている。
また、ゴールドマン・サックス社では、あらゆる種類の仮想通貨投資を提供するために、仮想通貨取引デスクを設置した。同社は仮想通貨取引に対する、機関投資家の需要が急増しているためとしている。
ビットコインの価格が示すように、仮想通貨市場は年々拡大傾向にある。今後の各投資筋の動きに注目が集まる。
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