ビットコインの環境面を懸念
現在支払い手段としての仮想通貨の利用が禁止されているトルコ。
同国の中央銀行(CBRT)は仮想通貨に関する報告書の中で、ビットコインの環境問題に懸念を示した。
地元メディアのBloomberg HTによって明らかにされたCBRTの報告書で、仮想通貨に関するリスクの一つとして「地球温暖化を加速させる」と懸念が示されている。
ビットコインは取引記録を公開台帳にすべて記録しており、その取引を承認する作業が世界中で行われている。
その際に国家と同程度の電力量である78.5Twh(テラワット時)が年間で消費されているという。
以上のようなビットコインの消費電力問題は以前から指摘されていたが、最近になって大きく注目されている。
億万長者で事前活動家としても知られるビル・ゲイツ氏は、3月にビットコインの消費電力を「人類が知っているどの方法よりも多い」として警鐘を鳴らしていた。
また、イーロン・マスク氏率いるTesla社も環境面を考慮して先月13日にビットコインでの支払い受け入れを停止しており、ビットコインはその後下落し19日には一時30,000ドル(約329万円)付近まで暴落した。

(Source:TradingView BTCUSDチャート 4時間足)
しかし、環境問題の解決に向けて動き出している企業も存在する。
ニューヨーク州北部にある発電所でビットコインマイニングを行う企業のGreenidge Generation社は6月1日からマイニングにおいてカーボンニュートラル(CO2排出分を排出権の購入などによって相殺し、実質的にゼロにすること)を目指すと発表している。
ビットコインに関する環境問題の解決は、仮想通貨が我々にとって身近なものとなるためという視点からも避けては通れないだろう。
今後Greenidge Generation社のような企業が増え、多くの人がビットコインをポジティブに捉えられるようになることを望む。
無料アプリから最短3分で登録
この記事は、Decryptoの「Turkey’s Central Bank Weighs In on Bitcoin Energy Concerns as Regulation Looms」を参考にして作成されています。