先日リップル社がSECにビットコインとイーサリアムに関する書類を提出するよう求めた主張が認められたことに続き、再びリップル社に有利な判断が下った。
裁判官は同社CEOのBrad Garlinghouse氏と共同創設者Chris Larsen氏の個人財務情報は、本件に必要のない情報としてSECに要求を取り下げるように命じた。

リップル社に有利な判決が続く

リップル社とSECの訴訟で再びリップル社に有利な判断が下っている。
SECは今回の訴訟に関してCEOのBrad Garlinghouse氏と共同創設者Chris Larsen氏の財務情報を開示するように求めていたが、Sarah Netburn裁判官はこの要求を退けた

SECの要求はより広範な要求をしています。これは被告個人がXRPを市場に提供または販売したかどうか、あるいは投資家にその販売を促進したかどうかとは関連性のない、膨大な非公開の財務情報を開示することになります。

今回の結果に対して仮想通貨領域に精通する有名弁護士Stephen Palley氏は、喜ばしいことではあるが、最終的な勝訴に繋がるかは別問題と語っている。

ディスカバリーに関する申立てに勝ったからといって、それが事件の本質的な勝利につながるとは限りません。
それは場合によります。
また、裁判所は真実性を確認する理由があれば、これらの一部が後で見直される可能性を残しています。

また同氏は、裁判の中で被告(リップル社)に小さな戦いをさせておくことが、原告(SEC)にとっても有利な場合があると述べている。
そしてリップル社はここまで予想外の成果を挙げているものの、解決までは長い道のりになると考えている。

リップル(XRP)は急騰

今回の報道でXRPは更に価格を伸ばし、11日1時台には一時1.396ドル(約153円)まで上昇した。
これにより4月1日からの上昇率は+154%と驚異的な数字となっている。

(参考 TradingViewのXRPUSDチャート 1時間足)
一方で4月の上昇は裁判の報道と重なっており、今後ネガティブなニュースが出れば大きな価格変動が起こる可能性もある。
著名投資家は最高値更新を示唆しているものの、今後の裁判の続報に注意を払いたい。

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この記事はNEWSBTCの「How Ripple’s big win in court correlates with XRP’s 113% rally」を参考にして作られています。

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