ビットコイン市場における大口投資家「クジラ」の動きが激しさを増している。
10万ドルを超える大規模なビットコイン(BTC)の買い注文の数が、Binanceにて史上最高値に到達。先例のないほどに加速する「クジラ」の動きにじわじわと警戒感が強まっている。
ビットコイン(BTC)価格の急落に警戒感「クジラ」の押し目買い顕著、10万ドル超の買い注文数は過去最高値に到達
This is not looking like a healthy rally.
Remember what happened the last few times when mega-whales sold into rising prices?#Bitcoin pic.twitter.com/MnemBa0Lqp
— Material Scientist (@Mtrl_Scientist) March 7, 2021
ビットコイン市場の「クジラ」が、その動きを活発化させているようだ。
オンチェーンデータ分析を行うMaterialIndicatorsが報告したデータによると、過去数日間で大規模なビットコインの買い注文が殺到しているという。世界最大級仮想通貨取引所Binanceでは、10万ドルを超えるビットコインの買いが史上最高値に到達した。機関投資家などの「クジラ」による押し目買いが顕著となっている。
「クジラ」による怒涛のビットコイン購入について、MaterialIndicatorsは公式Twitterにて「健全なラリーにはみえません」と主張。「巨大クジラが高値で売却したとき、何が起こったのか思い出してください」ともコメントし、市場に警鐘を鳴らした。
「クジラ」による一連の買い行動は、日本時間3月8日から3月9日にかけて激しさを増した。この期間、ビットコイン価格は上昇へと転じたものの再び50,000ドル付近へと一時的に下落。ビットコイン価格の下落を利用するかのように、この時期に「クジラ」は10万ドルから100万ドル規模もの大規模な買いへと動いていた。その後、加速する「クジラ」の買いへの動きと連動するかのようにビットコイン価格は急激に回復。先日には一時55,000ドルを超えるなど、短期間で著しい上昇を記録した。

(Source: https://www.coininsider.com/bitcoin-whale-activity-peaking-as-they-buy-the-dip/)
一方で、個人投資家の活動は鈍化。この傾向は、2021年初来きわめて顕著となっている。
この点について、米仮想通貨メディアcoininsider.comは「個人投資家はビットコインが再び壁に拒まれて急落へと転じた場合での高値掴みを懸念しているようだ」と取り上げた。
過去数か月間、ビットコイン市場における突発的な価格変動は「クジラ」の影響を大きく受け、大規模な価格の上昇と急速な修正を繰り返してきた。前出のMaterial Indicatorsも、「クジラのもとにビットコインが集中することで広範囲に売り行動が発生する恐れも高まる」との指摘。繰り返される「クジラ」の大規模な取引に、緊張感が高まる展開が続く。
なお、アメリカ政府による新型コロナウイルス感染拡大にともなう影響への措置として可決された「1.9兆ドル規模の経済対策」が報じられた後、「クジラ」の買い注文は減少へと転じている。アメリカ国内での金融政策は米ドル・米株を筆頭にあらゆる領域へと多大な影響を及ぼし得るところ、今後も引き続き短期的なビットコイン価格の大幅変動に警戒していく必要がありそうだ。
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この記事は、www.coininsider.comの「COIN NEWS: Bitcoin whale activity peaking as they buy the dip.」を参考にして作成されています。