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ビットコイン市場にオイルマネー流入か|ノルウェーの石油王がビットコイン投資を決定

2021年3月10日 17:09  2月6日 16:30  【編集長】合原和也

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ノルウェーの石油王がビットコイン投資を決定

今週月曜、ノルウェーの石油王として知られるKjellInge Rokke氏が、自身の経営する資源企業Aker ASA社を通してビットコインへの投資を行うと、声明を発表した。オイルマネーのビットコイン市場流入のきっかけとなる可能性があり、その行き先に注目が集まっている。

Rokke氏「ビットコインの将来の成功はほぼ間違いない

Rokke氏は54億ドル(約6000万億円)の純資産を持つノルウェー第2位の大富豪だ。Rokke氏の経営するAker ASA社では、石油や天然ガスなどの化石燃料の他、近年ではグリーンエネルギーや再生可能エネルギーにも進出している。そのような資源ビジネスに続き、新たにビットコイン投資部門SeeteeASを設立した。Rokke氏が自社の株主に向けた手紙によると、ビットコインのブロックチェーンが持つ高いセキュリティと、Lightningネットワークを用いたマイクロペイメント機能に強い関心があるようだ。Rokke氏はこの手紙で、「ビットコインはまだゼロになる可能性があります。しかし、それは新しい金融アーキテクチャの中核にもなる可能性があります。(中略)ビットコインについて詳しい人なら、ビットコインの将来の成功はほぼ間違いないと信じています」とビットコインの今後について自らの展望を語った。

しかし、いくらビットコインの将来性を高く評価しているとはいえ、出だしは慎重だ。SeeteeASの初期運用資産高は5億クローネ(約60億円)と、全社規模に対して小規模なものとなっている。とはいえRokke氏は、「今後、最大でAker ASA社の投資可能な流動資産全額をビットコインに替えるつもりだ」と語っており、ビットコイン投資に対して前向きな姿勢を崩していない。

オイルマネーのBTC市場流入は高騰の好機

Aker ASA社を始めとする石油・天然ガス企業は今、苦境に立たされている。これは、化石燃料という資源そのものの風向きが悪くなっている点や需要の低下などが挙げられる。そのような資源系企業は、化石燃料の価格低下に対するヘッジ資産として、化石燃料と価格相関なく高騰するビットコインを選ぶ可能性がある。Aker ASA社に続き、他の石油企業もビットコインを資産ポートフォリオに含めることになれば、ビットコイン市場は更に拡大し、価格の高騰も見込めるだろう。他にどのような企業が追随するのか、今後も見守る必要がありそうだ。