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ビットコインの最大脅威は『デジタル人民元』か|有識者「パニック売りもあり得る」

2021年3月8日 23:04  2月6日 16:30  【編集長】合原和也

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ビットコイン最大の脅威は『デジタル人民元』か

中国の「デジタル人民元」への取り組みが、ビットコインに多大な影響を与えることになるかもしれない。

仮想通貨マーケット・メーカーB2C2 JapanCEOPhillip Gillespie氏は、中国当局がデジタル人民元の導入と仮想通貨への規制強化を同時に行うことで仮想通貨市場が混乱に陥る可能性が高くなるとBloomberg誌に語っている。

デジタル人民元の導入は、仮想通貨にとって最大のリスクの1つとなる。

さらに、規制がデジタル通貨取引プラットフォームから流動性を吸い上げる結果になれば、「パニック売り」が起こる可能性があるとも同氏は述べている。

Phillip Gillespie氏による発言の背景

仮想通貨への規制が進んでいる中国ではすでに元を仮想通貨に換えることは禁止されているが、ドルと連動しているテザーを用いた取引は今なお続けられている。

ブロックチェーン・ネットワーク技術を分析しているChainalysisは、20208月に公開したレポートのなかで、180億ドル以上のテザーが東アジアから海外に移動しており、そのなかには中国から移動している分も含まれているという点に言及した。同レポートは、中国国民がテザーを利用して海外への資本移動を制限する規則を回避している可能性を示唆している。

また、JP Morgan Chase&Co.の最近の報告によると「国内外の投資家がテザーを使用する意欲または能力」に影響を与える何かしらの問題が発生した場合、「より広範な仮想通貨市場に深刻な流動性ショック」が発生する可能性があるとのことだ。

昨年、テザーにビットコインが大きく依存していたことを忘れてはならない。国内外の投資家がUSDTを利用する意欲や能力に影響を及ぼす可能性のある問題が生じた場合、その結果として広範な仮想通貨市場に深刻な流動性ショックがもたらされる可能性が高い。

Gillespie氏はBloomberg誌に対し「大規模なパニック売りが起こる」と語ったが、デジタル人民元導入とテザーを含む規制強化の進行はビットコイン市場への大きな打撃に繋がりうる可能性がある。今後も中国の動向には目を光らせておく必要があるだろう。

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この記事は、Bloombergの「China’s Plan for Digital Yuan Imperils Bitcoin’s Biggest Markets」を参考にして作成されています。